サイゾーウーマン芸能『すずめの戸締り』3週連続1位! 芸能 2022年11月後半映画館動員ランキング 新海誠監督『すずめの戸締り』が興収62億円突破で3週連続1位! 5位は『母性』戸田恵梨香の“狂気”の演技が話題……映画館動員ランク 2022/12/09 10:00 サイゾーウーマン編集部 映画芸能ウラ情報 写真ACより 新海誠監督のファンタジー長編アニメーション『すずめの戸締り』が、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、11月19日~11月25日)で3週連続1位に輝いた。同作は公開17日間ですでに動員460万3925人、興収62億6931万円を突破。年末年始にかけ、今後どれだけ数字を伸ばせるかに注目が集まる。 11日に全国420館(IMAX41館含む)で公開された同作は、東宝が発表した満足度調査でも94.5%と高い数値を記録。比較的年齢層の高いユーザーが多いレビューサイトや口コミサイトなどでは、少々辛口なコメントが目立つものの、SNSでの評価は文句なしに高い。すでに世界199の国と地域での配給も決定しており、海外でもヒットを記録するようなことがあれば、それを追い風に、国内での興収をさらに伸ばすかもしれない。 2位は2018年に公開され、大ヒットを記録したマーベル原作のアクション超大作『ブラックパンサー』の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。同作は公開17日間で動員70万592人、興収10億8701万円を記録。世界的な話題作ではあるが、「黒歴史級につまらなかった」「戦闘シーンが絶望的につまらない」など、ネット上では“つまらない”という意見が目立つのが気になるところ。 3位には、芥川賞作家・平野啓一郎氏の同名ベストセラー(文春文庫)を映画化した『ある男』が入った。同作は、夫が素性を偽っていたことを死後に知った女性からの依頼で、その男の身元調査に乗り出した弁護士が、少しずつその正体に迫っていくヒューマン・ミステリー。主演は妻夫木聡で、安藤サクラ、窪田正孝、柄本明ら実力派の俳優たちが脇を固める。 ロングラン中のアニメ『ONE PIECE FILM RED』は4位にランクイン。こちらは公開116日間で興収185億3835万円を突破。相変わらずリピーターも多く、子ども連れの観客が増える年末年始に、興収200億を突破する可能性も出てきた。 そして、5位は戸田恵梨香、永野芽郁出演のミステリー作品『母性』。人気作家・湊かなえ氏の同名ベストセラーを映画化した同作は、自分の母親を愛しすぎるあまりに娘を愛せない母親と、そんな母親から愛されたいと願う娘が織りなす“母性”をめぐるすれ違いを描いている。 狂気を感じる戸田の演技や、高畑淳子の存在感が話題だが、ミステリーやサスペンス要素は控えめで、湊氏の原作ファンからは賛否両論。レビューサイトでは、永野が戸田の娘という設定に「違和感がある」といった声も見られる。 次のページ 映画ランキング、8位は『ザ・メニュー』9位は『ザリガニの鳴くところ』 12次のページ 楽天 転生したらスライムだった件(22) 関連記事 新海誠監督『すずめの戸締り』が公開初週から1位を獲得も、「空席祭り」「ガラガラ」と揶揄されるワケとは? 映画館動員ランク『ソードアート・オンライン』最新作が首位獲得、4位の横浜流星と清原果耶『線は、僕を描く』は「地味だけど良い」と高評価! 映画館動員ランク『ONE PIECE FILM RED』興収200億の大台も視野? 『七人の秘書』は3位で木村文乃と菜々緒の演技が好評! 全国映画館動員ランク山崎賢人『キングダム2』3週目で首位陥落、新垣結衣&星野源『ゴーストブック』は初登場6位! 映画動員ランク『トップガン マーヴェリック』が『タイタニック』超え、『トイ・ストーリー』他アニメ作品がTOP5を席巻! 映画動員ランク