サイゾーウーマンコラム元極妻・芳子姐さんのつぶやき六代目山口組と池田組が「特定抗争指定暴力団」指定、山口組の統一はますます難しく……元極妻が語る師走のヤクザ事情 コラム 「元極妻」芳子姐さんのつぶやき146 六代目山口組と池田組が「特定抗争指定暴力団」指定、山口組の統一はますます難しく……元極妻が語る師走のヤクザ事情 2022/12/04 16:00 待田芳子(作家) 元極妻・芳子姐さんのつぶやき 山口組の統一はますます難しくなる 今はムリでしょうが、あの工藤會も昔は出席していて、なんと報道も残っていました。2012年の「特定危険指定暴力団」の指定の聴取会で、「他の団体よりどう危険なのか立証できなければ、指定は納得できない」と反論していたことが「日経新聞」に出てるんですよ。これは歴史的にも興味深いと思っています。 話がそれましたが、六代目山口組、神戸山口組に加えて池田組が指定されたことで、「特定抗争指定暴力団」が一つ増えることになり、山口組の統一はますます難しくなります。 池田組は資金力の高さで知られていますし、「六代目山口組には戻らない」と公言しているそうですから、もしも神戸山口組に何かあっても、池田組は池田組として残ります。しばらくは「三つ巴」が続くのでしょうか。 池田組といえば、10月に池田孝志組長が床屋さんで散髪中、六代目山口組系の組員に襲撃され、4人のボディーガードが反撃したという事件が記憶に新しいところです。床屋さんという「アウトローの定番的襲撃場所」ですが、裏に小学校があったことなどで、ヤクザへの批判はますます高まってしまいました。 こういうこともあっての「特定抗争指定暴力団」指定なのですが、今後も注目です。 08年の事件で道仁会の幹部が逮捕 あと、もう一つ気になっているのは、道仁会に対する警察の動きです。関係者の逮捕が続いていて、12月1日には傘下組織が大阪府警の捜索を受けました。ニュース動画を見ると、相変わらずどっちがマル暴だかわかりませんね。 10月には、道仁会から独立した九州誠道会(現・浪川会)系組長が08年に射殺された事件をめぐって、道仁会の幹部が逮捕されています。 ヒットマンはすでに服役しているのですが、今さらの「指示役」逮捕で、いろいろと臆測が流れています。報道によると「関係者の供述」が逮捕につながっているようで、誰かが指示を明かしたようですから、これもひと波乱あるかも……と気になっています。 元極妻が語る「ヤクザの年末年始」――昔は芸能人のお小遣い稼ぎだった“事始め” 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。 ■タレントのお小遣い稼ぎだった「事始め」 2017年もあとわず...サイゾーウーマン2017.12.30 「床屋での奇襲」はヤクザの定番! 元極妻が語る、山口組分裂抗争の行方 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。 餃子の王将事件で工藤會ヒットマンが逮捕されたワケ 想定内では...サイゾーウーマン2022.11.20 前のページ12 待田芳子(作家) 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻。夫とは死別。本名・出身地もろもろ非公開。自他共に認める癒やし系。著書に『極姐2.0 旦那の真珠は痛いだけ』(徳間書店)がある。 記事一覧 最終更新:2022/12/04 16:00 Yahoo 極姐2.0 ダンナの真珠は痛いだけ 待田芳子/著 今年の事始めは何かが起こるのかしら 関連記事 「床屋での奇襲」はヤクザの定番! 元極妻が語る、山口組分裂抗争の行方「餃子の王将」事件の被疑者は青学出身! 「高学歴ヒットマンは結構いる」元極妻語る「池袋半グレ100人大乱闘事件」を元極妻が解説! 「準暴力団」には何の規制もない「正義」の人なのに黒いから、ヤクザより怖い! 元極妻が考える最近の警察不祥事幽霊よりも怖い! 究極の事故物件「マル暴物件」の行く末を元極妻が解説 次の記事 デイサービスで出会った元バンドマンと元ダンサーの老夫婦――2人が突き付けられた厳しい現実 >