疲れない大掃除テク! オキシクリーンでトースターの真っ黒な焦げ、洗濯槽や浴室のカビもスッキリ
大掃除って、疲れますよね。日常的な掃除や家事だけでヘトヘトなのに、さらに細かく掃除していくなんて、途方もないエネルギーが必要……。
大掃除はしない、という決断も一つの手ですが、そのまま年を越すのはなんとなく気まずいものがありませんか? 体を動かさないでほっとくだけでキレイになるならいいんだけどなー、なんて思う人にピッタリなのが「オキシ漬け」!
洗剤のオキシクリーンをお湯に溶かして放置するだけで、キッチンの水アカや浴室の床までまるっときれいになっちゃうんです。整理収納アドバイザー・伊藤まきさんが解説したそのやり方を、年末のこの機会にあらためてご紹介。初めての「オキシ漬け」でも怖くないですよ!
【オキシクリーン】とは?
アルコールの代わりになる「除菌」対策として、今また「オキシクリーン」の掃除法が話題です。早速、Mさん宅を例に使い方をご紹介します。
「オキシ漬け」で水アカもピカピカに!
[キッチン]
キッチンの断捨離をしながら、ステンレスや琺瑯の鍋を「オキシ漬け」。オキシクリーン(適量)とお湯(40〜60度)を入れて、3〜5時間放置するだけ。お湯の温度が高いほど、洗剤がよく溶けて効果を発揮します。こうして漬けると、シンクの内側や蛇口もピカピカに。
[プラスチック製品]
プラスチックの嫌なヌルヌルも、「オキシ漬け」で簡単キレイ!
ガラスや陶磁器との相性も良いですが、「アルミ」「銅」「コーティング」「テフロン加工」は表面を剥離するので注意が必要です。鍋類の詳細はコチラを参照!
「オキシ漬け」でステンレス素材が劇的ピカピカ!
[Before]
話題の万能洗剤「オキシクリーン」は、種類としては「過炭素ナトリウム」に分類され、家中の汚れを劇的・簡単に落としてくれるアイテム。なかでも、“劇的ビフォーアフター”を実感できるのが「ステンレス素材」です。今回は、これらステンレス製の鍋を磨きます。
[Step1]3〜5時間「漬け置き」
大型のビニール袋に、オキシクリーン(適量)とお湯(40〜60度)を入れて、3〜5時間放置するだけ。お湯の温度が高いほど、洗剤がよく溶けて効果を発揮します。また、鍋の内側の焦げ付きがひどい場合は煮沸してもOK。
[Step2]使い捨てスチールタワシで磨く
鍋の焦げ落としといえば重曹も万能ですが、「オキシ漬け」なら力を使わずにスルンと落ちます。漬け込んだ後に、「ボンスター」で軽くこすれば、汚れが剥がれるようにピカピカです!
[After]
ピカピカに輝くと、テンションも高まります。
[注意]ティファールは外側だけ!
愛用者の多いティファールもキレイにしました。内側はテフロン加工なので、中性洗剤のみです。外側は、オキシクリーンをお湯で溶かして、ペースト状にして磨きます。
「オキシクリーン」が使える鍋の種類
鍋の種類によって、使用できる洗剤も変わります。例えば、一番多い「テフロン加工」と「アルミ製」はオキシクリーンNG。基本的に、使える洗剤については「取扱説明書」に従います。わからない場合は、上記の表を参考に、検索して確認の上で洗ってください。
▼オキシクリーンが使えない場所には万能洗剤「ウタマロクリーナー」
「オキシ漬け」で洗濯槽や浴室も、汚れゴッソリ!
[洗濯槽]
市販の洗濯槽クリーナーより、衝撃的な汚れが出ると話題! カビ対策にもなるので、これからの季節(花粉、梅雨)に備えて今がチャンス!
[浴室]
背中を丸めてゴシゴシ洗っていた、浴槽の床も「オキシ漬け」でスルッと落ちます。浴槽内にも、洗面器、椅子、シャワーヘッドを漬け込みました。ただし、艶加工やフッ素コートなどの塗膜がついている場合はNGです。お風呂が古くなり、塗膜効果が消えた状態でつけ置きしています。