芸能
リスク高すぎ……

TBS『ジョブチューン』ロイホのパンケーキを酷評した“超一流シェフ”炎上! 料理人ジャッジ企画は「潮時」か?

2022/11/28 13:44
仲宗根由紀子(エンタメライター)

 『ジョブチューン』といえば、今年の元日にも同様の企画「セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソンVS超一流料理人」を放送。ファミリーマートのおむすび「和風ツナマヨネーズ」を試食する場面で、あるフレンチシェフが「このビジュアルが僕の中ではどうしても許せない」「食べたいって気にさせない」という理由で味見を拒み、やはり大炎上していた。

 そして、放送から3日後、『ジョブチューン』の公式Twitterは「この度の番組出演者、番組とは無関係のお店に対してのSNSをはじめとする誹謗・中傷、迷惑行為はお止め頂きたくお願い申し上げます」と異例の呼びかけ。どうやらTBS側もこの事態に慌てたようだが、料理人はその後、“ツナマヨおにぎりの味見を拒んだシェフ”というイメージが定着してしまった。

「この手のジャッジ企画は、かつて『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)内の『美食アカデミー』が人気を博して以降、さまざまなバラエティ番組でパクリ企画が乱立。『美食アカデミー』は川越達也シェフや森崎友紀氏ら、料理人のタレント性の高さで成り立っていた部分もありましたが、その点、『ジョブチューン』は知名度もタレント性も不透明なシェフが多く出演するため、『何様?』と視聴者の怒りを買いやすいのでは」(同)

 なお、“ツナマヨ騒動”当時、チャンネル登録者数342万人のYouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」のリュウジ氏は、Twitterで「食べ物を作るプロが食べ物を作る企業をボロクソに言う企画がどうしても好きになれない」「同じプロの目線ではなく、多くの一般ユーザーの目線が最重要だと思います 大事なのは『プロ意見』より『素人の感想』」と意見をつづり、多くの共感を呼んでいた。

 炎上リスクの高さから、バラエティ番組において一般人が矢面に立たされる企画が減少する中、チェーン店のメニューを料理人が酷評するシーンを放送し続ける『ジョブチューン』。この手の企画は、そろそろ潮時といえるかもしれない。

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2022/11/28 13:44
アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 幼馴染は一卵性の獣~スパダリ双子とトロトロ3人生活~
  2. 今宵あなたとひたむき淫ら
  3. 水着をズラした彼のアソコは超XL~更衣室で肉食獣みたいに攻められ乱れて入ります!?~
  4. ニセモノの恋なので溺愛はいりません
  5. アソコのサイズが見えるようになったのですが!?~通常サイズがほとんどなのに会社の隣の彼がXL!?~
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト