サイゾーウーマン芸能テレビ『スッキリ』終了めぐる世間の反応 芸能 日テレの朝が変わる―― 日テレ『スッキリ』来年3月終了で新番組は? TBS『ラヴィット!』路線との見方も 2022/11/11 15:53 サイゾーウーマン編集部 テレビ芸能ウラ情報お笑い芸人 “狂犬”加藤浩次のイメージを変えた『スッキリ』(C)サイゾーウーマン 日本テレビは11月11日、平日朝の情報バラエティ『スッキリ』と『バゲット』を来年3月末で終了させることを正式発表した。ネット上には、2006年4月の番組開始から、すでに放送17年目を迎えていた『スッキリ』の終了を惜しむ声が散見されるほか、「日テレが“裏番組”を意識して『スッキリ』を終わらせるのではないか」と心配する声も多いようだ。 最新のニュース、時事ネタを扱うだけでなく、トレンドの食べ物やファッション、さまざまなアーティストを紹介するなど、バラエティ色も強い『スッキリ』。国内外のアーティストがスタジオで生パフォーマンスを行ったり、近年はオーディション企画「Nizi Project」や「THE FIRST」などと連動した特集を放送。SNS上で話題になることも多かった。 「18年10月にスタートし、放送地域も限られている『バゲット』はともかく、ほぼ全国ネットで長年放送されてきた『スッキリ』に関しては、『毎朝ずっと見てきたから、終わるのは寂しい』『我が家では毎日「スッキリ」を見るのが習慣になってたのに』などと、放送終了を残念がるネットユーザーが少なくありません」(同) これまで『スッキリ』の出演者は何度も入れ替ってきたが、総合司会の極楽とんぼ・加藤浩次は、初回から現在に至るまで出演。加藤といえば、19年に当時所属していた吉本興業で“闇営業”騒動が勃発した際、事務所の経営陣を厳しく批判し、“加藤の乱”として業界内外の注目を集めた。その後、加藤は吉本との話し合いを経てエージェント契約に切り替えたものの、21年3月にはそれも終了し、個人事務所・82styleを立ち上げるに至った。 「『スッキリ』視聴者の多くは、加藤に好意的な印象を抱いていた印象。番組終了のニュースに対しても、『忖度ナシで、ハッキリ意見を言う加藤さんが好きだった』『正義感があって、見ているほうはハラハラすることもあったけど、やっぱり人柄の良さが感じられたよね』『加藤さんのMCには好感が持てたから、これからも見ていたかった』と惜しむ声が多数寄せられ、視聴者に愛される存在であったことがうかがい知れます」(同) そのほか、番組自体にも「ワイドショー的な要素とバラエティ要素のバランスが良かった」「コメンテーターも印象が良い人ばかりで楽しかった」というコメントが相次いでいる。 「ただ、日テレが『テレビを取り巻く環境やニーズの変化に対応するため』に番組を終了させると発表したことに対しては、『視聴率低迷が原因でしょ?』という指摘も。今月9日時点で、ニュースサイト『週刊女性PRIME』が『スッキリ』の“打ち切り”をスクープしていましたが、記事には、同時間帯にテレビ朝日系で放送中の『羽鳥慎一モーニングショー』に視聴率で大差をつけられているとの記載がありました」(同) 次のページ 『スッキリ』の後番組は『ラヴィット!』路線? 「ウケるとは限らない」との指摘も 12次のページ セブンネット NiziU/We NiziU! TV2(Blu?ray) 関連記事 日テレ『スッキリ』3~4%視聴率不振で……YOSHIKIオーディションを不安視「盛り上がらない?」TBS『ラヴィット!』Snow Man・宮舘涼太の“イメチェン”でトレンド1位……その裏で日テレ『スッキリ』は悲惨な状況?日テレ『スッキリ』、番組史上最大の「大ナタ人事」で打ち切りに“現実味”!?日テレ『スッキリ』視聴者離れ? 『モーニングショー』及ばず『めざまし8』と「ほぼ互角」のピンチ日テレ・上重聡、『スッキリ!!』降板に関係者「やっぱり」! 水面下で進んだ“卒業”計画