【薬剤師監修】疲れやすい原因は生活習慣にあった! バテない体をつくる3つの方法
ちょっとしたことで疲れ切ってしまわないよう、バテない体づくりをしましょう。そのためのポイントを3つご紹介します。
2‐1.適度な全身運動をする
からだ全体を動かす「全身運動」をしてみませんか? ただ、いきなり運動をしたほうがよいといわれても、「体力がないのに運動なんかできない」と不安になってしまいますよね。いきなりランニングを始めても、疲労困憊になって続かないでしょう。
まずは、出勤のときに1駅分歩く、駅では階段を使うなど、簡単なことから始めるのが長続きのコツです。慣れてきたら、ヨガ教室に通ったり、縄跳びやサイクリングを取り入れたりと、本格的な全身運動に移るとよいでしょう。
2‐2.下半身の筋トレをする
筋力に自信がなく全身運動に抵抗がある方は、筋トレから始めてもよいかもしれません。筋トレと聞くと腹筋や背筋をイメージするかもしれませんが、一番効率的なのは下半身のトレーニングです。
太ももやお尻の筋肉は体のなかでも大きい部類のため、トレーニングで体力向上の効果が得られやすいことがわかっています。まずは、自宅でも簡単に取り入れられるスクワットをやってみましょう。
2‐3.バランスのよい食事をする
必要な栄養素を不足なくとれるよう、食事のバランスを整えましょう。特に、ダイエットで食事量を減らしている方、ベジタリアンやヴィーガンなどの食スタイルをとっている方は、タンパク質が不足している可能性が高いです。肉や魚のほか、豆腐やたまごなど、タンパク質が豊富に含まれている食品を積極的にとるように心がけましょう。
午後に眠気や疲れ、集中力の低下がってつらいという方は、ランチに糖質をとりすぎているのかもしれません。糖質が多い食事は、血糖値を急激に上げます。その後、血糖値が急激に下がることで、眠気や疲労感につながるのです。
丼やパスタなどの一品料理をやめたり、スイーツは糖質少なめのものにしたりするなどの工夫をしましょう。一品料理でも、お蕎麦は低GI食品で血糖値の動きがゆるやかなので、眠気や疲労感が出にくいといわれていますよ。