【薬剤師監修】疲れやすい原因は生活習慣にあった! バテない体をつくる3つの方法
特に疲れることをしたわけでもないのに、最近なんだかすぐにバテてしまう……そんなふうに悩んでいませんか? もしかすると、無意識のうちに疲れやすくなる生活を送っているのかもしれません。疲れてしまって、好きなことができないようでは寂しいですよね。今回は、すぐにバテてしまう原因とその対処法を薬剤師の中山歩実氏に紹介してもらいました。
1.体力がなく、疲れやすくなる原因とは?
女性の体力のピークは、なんと14歳。年齢とともに体力が衰えていくことに加えて、生活のなかで疲れやすい要因をつくってしまっては、ますます体が疲れやすくなってしまいます。すぐにバテる原因は生活習慣にあるかもしれません。思い当たることがあれば、改善していきましょう。
1‐1.睡眠の質低下
睡眠の質が低いと、体力をスムーズに回復できません。夜遅くまでスマホやパソコンを操作していたり、テレビを見たりしていませんか? 目に強い光が当たっていると、体は「まだ日中だ」と勘違いします。その結果、寝るためのホルモンであるメラトニンをつくれなくなるのです。
白い光の照明、スマホなどの電子機器が発する光は、睡眠の質を低下させてしまいます。寝る数時間前からは間接照明にする、入浴でリラックスするなど、眠りに入りやすくなるように工夫しましょう。
1‐2.運動不足
「疲れやすいから運動はしないほうがよい」と考えている方もいるかもしれません。ですが、慢性的に運動不足の状態だと、少しの活動ですぐに筋肉が疲れてしまったり、心臓や肺の働きが弱まってしまったりして、疲れやすくなってしまいます。元気に過ごすためにも、ある程度の筋肉・体力をつけましょう。
1‐3.栄養・エネルギー不足
元気に活動するための栄養やエネルギーが不足していれば、すぐにバテてしまいます。過度なダイエットをしていたり、食事をとらずにスイーツばかり食べていたりしていませんか? 食事の量だけでなく、内容にも気をつけていきましょう。