コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第626回】
滝沢秀明氏、平野紫耀……ジャニーズ退社組をバッシング! 肝心なことは書かない女性週刊誌
2022/11/15 21:00
先週も指摘したが、今回のタッキー退社はジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子氏の存在と無縁ではない。そもそもは故・ジャニー喜多川社長VSその姉、故・メリー喜多川氏&メリー氏の娘で現在のジャニーズ社長・藤島ジュリー景子氏との確執にあった。
そもそもジャニー氏は姪のジュリー氏の手腕を認めず、逆にSMAPの育ての親・飯島三智氏を評価重用し、結果、SMAP独立騒動が起こった。その後、ジャニー氏は後継者としてタッキーを事務所副社長に据え、Jr.の育成などを任せようとした。その後、ジャニー氏、メリー氏が逝去するとその確執の構図はジュリーVSタッキーに引き継がれ、結果、ジュリー氏がジャニー派(タッキー派)を冷遇する傾向に。そして創業ルーツのジュリー氏が勝利した。
こうした構図を芸能マスコミは百も承知だ。でも書かない。書けない。思い切り忖度する。そして忖度せずにジュリー氏のことを書いた「週刊文春」(文藝春秋)はジャニーズ事務所から法的処置を示唆された。そんな芸能マスコミと芸能事務所の力関係、構図を改めて浮かび上がらせたタッキー退社だった。