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King&Prince、デビュー時「世界を見据えた活動」報道とデビュー5年目の「もどかしい」現実――海外進出に向けた展開のこれまで

2022/11/06 08:00
サイゾーウーマン編集部
海外に出てたら、今頃どんなグループだったんだろ?(写真:サイゾーウーマン)

 King&Princeの岸優太・平野紫耀・神宮寺勇太が、2023年5月22日をもってグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所することが明らかになった。18年5月に6人グループでデビューを果たし、21年3月にメンバーの岩橋玄樹が脱退及び事務所を退所。そして来年に3人が旅立つ一方で、残る永瀬廉と高橋海人はKing&Princeとして2人で活動を継続するという。

 退所の理由として「海外活動」を口にした3人だが、ネット上では「そんなに海外志向が強かったの?」「ジャニーズ事務所にいたら海外で仕事できないの?」などと困惑や疑問のコメントが続出している。

 11月4日、ジャニーズ事務所は公式サイトに「弊社所属アーティスト『King & Prince』に関するご報告」と題したお知らせをアップ。平野と神宮寺がグループの脱退と同時に退所し、岸は23年秋に事務所を離れると伝えた。さらに、「昨年より、メンバー5人で、また、時にはスタッフも入りながら、今後のKing & Princeのグループとしての活動だけではなく、それぞれの人生についても何度も、話し合いを重ねました。その中で、海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました」と経緯を公表。

 また、メンバー自身もファンクラブ会員に向けた動画で事情を説明。岸は「デビュー当時から海外で活躍できるグループを目指して、ここまでやってきました。ドラマや舞台、バラエティなどに出させていただきながら、海外に通用するスキルを身につけることを同時にやる器用さが自分にはなく、だんだんと夢と目標に、自分の実力の差とギャップを感じるようになっていきました」と告白。

 平野もデビュー当時から「海外で活躍できるグループ」になることを目指してきたと回顧。これはジャニー喜多川前社長の夢でもあったが、「あらためて自分の年齢と向き合った時に、海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました」と明かした。


 同じく、神宮寺は時間がたつにつれて「海外進出のことだけではなく、活動方針の考えが変わっていきました」と吐露。「自分勝手な考えではあるのですが、メンバーがこの先、1人でも退所するという話が出た時に、自分も退所させていただくということを自分の中で本当に勝手ながら、自分の中でそう決めていました。これらのいろんな理由が重なり、今回このような決断をいたしました」と説明した。

 一部メディアでこれらメッセージが報じられると、ネットユーザーの間では「その3人が海外志向だったのは知らなかった」「キンプリって海外進出目指してたの?」「ジャニーズ事務所にいたら海外で仕事できないのかな?」などと疑問の声が噴出することに。

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