【薬剤師監修】疲れを取りやすくする「お風呂の入り方」とは? 肉体疲労は「42~43℃で5分以内」
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう):疲れが取れず、食欲のない方
胃腸の働きを整えて、元気を補ってくれます。
・人参湯(にんじんとう):胃腸虚弱で食欲がなく、冷えによる腹痛や下痢なども気になる方
胃腸を温めて、食欲不振、消化不良、疲れや怠さを改善します。
・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):冷えや貧血、皮膚の乾燥も気になる方
血行をよくし、疲れや病後の気力や体力を補ってくれます。
このほかにも、疲労回復に効果的な漢方薬は数多くあります。しかし、ご自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることも。たくさんの漢方薬から、ご自分に合った漢方薬を見つけるのは大変なものです。
そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師とAIがあなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
5.早めの疲労回復で楽しい毎日を!
温浴による疲労回復法をご紹介しました。忙しい人こそ、手軽に高い疲労回復効果が得られる入浴やサウナを活用しない手はありません。ぜひ上手に温浴を楽しみながら、早めに疲労を回復させてください。また、漢方を習慣化して、根本から疲れた体を改善するのもおすすめです。
薬剤師・竹田由子
元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。