永作博美の「国籍デマ」を夫が告発、星田英利も在日認定に反論! 芸能人の悪質デマ拡散の危険性
気鋭のコラムニスト・武田砂鉄によるテレビや人物時評連載「テレビ磁石」。いつも、うんうんとうなずきながら読んでます。そして今回も!
今回のテーマは『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でコメンテーターの玉川徹氏の発言について。ご存じのように玉川氏が安倍晋三・元首相の国葬における菅義偉・前首相の弔辞について「当然、これは電通が入っていますからね」と発言、しかし、これが事実に基づかない発言だとして謝罪し、出勤停止10日間の謹慎処分になってしまった。これについて武田氏はこうつぶやく。
「『事実に基づかない発言』で処分が下される光景を久しぶりに見た」
そしてこの数カ月、統一教会問題で「事実に基づかない発言」を繰り返す政治家たちはなんら処分されないことを指摘していく。さらに政権与党ではなく野党に対し、「事実に基づかない」批判をした『めざまし8』(フジテレビ系)司会の谷原章介は“ただ謝っただけで”済んだことも例に挙げて、こう疑問を投げかける。
「政権批判の一環で事実に基づかない発言をした玉川は懲戒処分。野党批判の一環で事実に基づかない発言をした谷原は謝罪。自分たちに向けられた批判をひっくり返すために事実に基づかない発言をした世耕(弘成参院幹事長)はそのまま放置。なんでだろう。なんで、政治家だけが『事実に基づかない発言』を許されるのだろう。そして、なんで私たちは、それを許してしまうのだろう」
「事実に基づかない発言」をしてもなんら処分されない政治家(公人)たちと、一方で「事実に基づかない発言」で処分される政権批判のコメンテーター(民間人)。おっしゃる通り、不条理としか言いようがない。こんなことが許され続けたら、やりたい放題の権力者のもと、政権批判など許されない独裁国家のようになってしまう……。