『羽鳥慎一 モーニングショー』玉川徹氏、自ら進退説明か? 過去の“問題発言”をプレイバック
レギュラーコメンテーターを務める情報番組『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)で、「故安倍晋三国葬儀」に関する事実誤認発言が炎上し、10月4日付で10日間の出勤停止処分を受けたテレビ朝日社員・玉川徹氏。復帰後の19日には、同番組で自身の進退について説明するのではないかと報じられている。
14日付のニュースサイト「スポニチアネックス」によると、現在テレ朝局内では、玉川氏がコメンテーターの立場から退く方向で話し合いが進行中とのこと。同時に、本人に番組降板や退社の意思はなく、今後も担当している企画コーナー「そもそも総研」への出演など、別の形で参加する可能性を伝えている。
一方、13日付のニュースサイト「NEWSポストセブン」は、「同番組を降板する意向を固めた」と断定的に報道。これまでも的外れな発言が批判を浴びるケースが少なくなかったものの、今回ばかりは同局もフォローできなかったようだとしている。
19日の放送内容への関心が高まる中、あらためて『羽鳥慎一 モーニングショー』内での玉川氏の印象的な発言を振り返ってみたい。
玉川徹氏の問題発言その1「僕がハムスター飼ってた時、仰向けになってた時は死んでた時ですから」
6月14日の放送では、仰向けになって眠るハムスターのかわいらしい動画が紹介された。そこで、MCの羽鳥慎一が“ハムスターはうつ伏せで寝るのか”という疑問を口にすると、玉川氏は「仰向けで寝ないと思いますよ。僕がハムスター飼ってた時、仰向けになってた時は死んでた時ですから」と持論を展開。
この発言に、羽鳥やレギュラー出演者の菊間千乃氏が困惑していると、『じゃあ、明るい顔で』と笑顔に切り替え、再度“ハムスターが死んだ話”を試みようとした玉川氏……。視聴者からは、「笑いながらペットの死を語ろうとするなんて、朝から狂気じみてる」「うちで飼っていたハムスターは仰向けで寝てたよ」などと否定的な声が相次いだ。
玉川徹氏の問題発言その2「オリンピックって大人のスポーツの祭典だったんじゃなかったのかな」
2月15日放送回では、昨年12月のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応が出たことから、北京五輪・女子フィギュアスケート「個人種目」への出場が危ぶまれていた15歳の選手、カミラ・ワリエワ氏の話題に。結果的に、五輪出場の継続が認められたのだが、玉川氏は、この問題に別の角度から切り込んだ。
「こういう若い選手がどんどん出てきているのが、なんとなく違和感」と、五輪選手の低年齢化に異論を唱え、「オリンピックって大人のスポーツの祭典だったんじゃなかったのかなと。例えば、体がまだでき上がっていない時に、大人と同じようなスポーツを競わせることに対する問題点もあるんじゃないか」などと発言したのだ。
かと思えば、「今回問われたのは体の問題ということよりも、オリンピック選手として責任が取れるのか取れないのかという話ですよね」と話を切り替えたため、ネット上で「お前が体の話したんだろ」「14歳で金メダルの岩崎恭子は?」などとツッコミが続出する事態となった。