LiSA、「たくさん考えた」「怒りも悲しみも」……鈴木達央の不倫乗り越えニューアルバム発売へ
アーティストのLiSAが9月13日、自身のブログを約3カ月半ぶりに更新。2020年の『LEO-NiNE』以来2年ぶりとなるフルアルバム『LANDER』を11月16日にリリースすると報告した。
LiSAは、同アルバムについて「ジェットロケットに乗りこんで 晴れの日や、雨の日、風の強い日 想像以上に素晴らしい瞬間やどうしようもない夜を駆け抜けて 誰も降り立った事のない新しい惑星に着陸した。いまはそんな気持ちです」「一言で言うと、とてもROCKなアルバムになりました笑」とつづり、続けて「素直に作りたい音と言葉を詰めたらROCKになっちゃった!と言う方が正しいかも」とコメント。
さらに、「たくさん考えたり心が動いた二年でした。全部音楽にしました」「怒りも悲しみも喜びや幸せを素直に詰め込んだアルバムになりました。たくさん心が動いた証拠」と前向きにつづり、「なんていうか、魂が完全にROCKなアルバムやな。いや、もしくはPUNKなのでは…?」と記している。
なお、アルバムのコンセプトは「LiSAが着陸する新たな惑星」だといい、大ヒットした「炎」や「明け星」など14曲を収録。13日には、LiSAが作詞・作曲を手がけた収録曲「NEW ME」がデジタル先行配信され、YouTubeでミュージックビデオも公開されている。
「LiSAの『心が動いた二年』といえば、アーティストにとって新型コロナウイルスの感染拡大に振り回された2年といえるでしょう。LiSAも実際、20年のアリーナツアーがコロナ禍で延期となり、21年の開催を目指して準備を進めるも、結局、全公演のチケットが一度払い戻しになるなど、スムーズな活動ができず苦しんでいたようです」(芸能記者)
また、昨年7月30日付のニュースサイト「文春オンライン」は、20年1月にLiSAと結婚した声優の鈴木達央が、ファン女性と不倫関係にあると報道。LiSAがライブで留守の間、自宅に女性を連れ込む様子などを伝えていた。
この報道の翌日と翌々日、LiSAはソロデビュー10周年を祝うツアーの横浜公演に登場。ステージ上では「私は、みんながいるから大丈夫」と気丈に振る舞っていたようだが、同8月4日に突如、鈴木とLiSAのそれぞれの所属事務所が活動休止を発表。のちに、ニュースサイト「NEWSポストセブン」が、鈴木が8月初旬に自殺を図り入院していたと報じた。
「“離婚秒読み”とも言われていましたが、2人は不倫報道後に女性が出入りしていた自宅を引っ越し、新居で愛を育んでいたとか。今年7月には、同月上旬に愛知県内のレストランでLiSAと鈴木の極秘結婚式が行われたとの一部報道もあり、LiSAファンを安堵させました」(同)
そんな紆余曲折あったLiSAだけに、ブログにある通り「怒りも悲しみも喜びや幸せ」といった感情が波のように押し寄せたのだろう。
「ニューアルバムを『ROCK』や『PUNK』と形容したLiSAに対し、ネット上では『パンクなLiSAちゃんも楽しみ』『今はパンクな気分なんだね。今のLiSAちゃんを受け止めるよ』『LiSAちゃんいろいろあったけど、「NEW ME」の歌詞が前向きすぎて泣いちゃったよ』といった声も。苦難を乗り越え、“NEW ME”(新しい自分)となったLiSAが紡ぐ楽曲を、ファンは心待ちにしているようです」(同)
「NEW ME」のミュージックビデオでは、生まれ変わった自分を笑顔で表現しているLiSA。ファンにとっては、うれしいアルバムとなりそうだ。