『テッパチ!』第10話、佐野勇斗の自殺未遂の急展開に「胸クソ悪い」「あり得ない」と批判の嵐!
劇団EXILE・町田啓太主演の連続ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)が、9月7日に第10話を迎え、世帯平均視聴率4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。第3話から4%台が続き、好調とはいえない中、最終回直前というタイミングで、視聴者から「胸くそ悪い」との批判が吹き荒れる展開となったようだ。
同作は、陸上自衛隊員たちの成長や青春を描くオリジナルドラマ。ラグビー部だった高校時代に大きな挫折を経験し、卒業後は定職に就かないままだったが、陸上自衛隊に入隊する主人公・国生宙(町田)のほか、陸上自衛隊の音楽隊に憧れる元会社員の馬場良成(佐野勇斗)、国生を陸上自衛隊に誘った教育隊中隊長・八女純一(北村一輝)など、個性的なキャラクターが登場する。
※本記事は、『テッパチ!』第10話のネタバレを含みます。
「第10話では、国生や馬場、同じ班の風間速人(工藤阿須加)らが広報活動の一環として、テレビの“お見合い番組”に出演。そこで馬場は、清楚な雰囲気の女性・葵(矢作穂香)と仲良くなりました。そんな中、馬場に音楽隊の欠員オーディションを受けるチャンスがめぐってきて、彼の夢を知る班員たちも応援していたのですが、オーディション当日、馬場は葵から『死にたい』『私なんて生きてる価値ない』などという電話を受けたのです」(芸能ライター)
心配した馬場は、オーディションを受けずに葵の元へ駆けつけたが、「死にたい」というのは“狂言”だったと判明。自身の夢や思いを踏みにじられた馬場は、駐屯地に戻らず、自宅で大量の睡眠薬と酒を飲み、自殺を図った。
「その後、馬場は意識を取り戻したものの、抜け殻状態になってしまい、自衛隊に退職願を出す……という結末でした。ネット上のドラマファンはこの急展開にショックを受けたようで、『馬場くんがかわいそう』『夢のために頑張ってきたのに、この展開はあり得ない』『ここまでの胸クソ悪い展開にする必要ある?』などと悲痛な叫びが続出しています」(同)
一方、物語の終盤に、葵のようなキャラを登場させた脚本家に対しても、批判的な意見が寄せられている。
「同ドラマは『防衛省の全面協力』を謳っているものの、当初から『リアリティがない』と物議を醸してきました。クライマックス目前に、お見合い番組の企画や男女関係を絡めたストーリーが展開されたことについても、『自衛官の苦労って、こういうことじゃないでしょ』『自衛隊の良さが伝わってこないドラマ』など、批判の嵐が巻き起こってしまったようです」(同)
9月14日に放送予定の最終回では、視聴者が納得する結末が描かれるだろうか。