サイゾーウーマンコラムママ友の夫を「モラハラ認定」 コラム 暗黙のママ友ルールウォッチング ママ友の夫を「モラハラ認定」! 「私だったら離婚しちゃう」発言で、カラオケランチ会の場が凍った 2022/08/28 16:00 池守りぜね(ライター) コラム暗黙のママ友ルールウォッチング バツイチ、年上の優しい夫がいることを自慢するママ友 「仲の良いママさんは、うちと同じく2児の育児をしている人が多いんです。幼児が2人いると、本当に目が離せないし、毎日が慌ただしく過ぎていきます。そんな中、この前、カラオケボックスを使ったランチママ会をしたんですが、子どもが大きな声を出したり、騒ぎまわっても周りを気にしなくていいので、本当に楽でした。みんな2児のママたちだったから、子育ての話も気兼ねなくできて楽しかったのですが……あるママさんの発言にイラっとしてしまったんですよね」 潤子さんの親しいママ友の1人だという奈央さん(仮名・40歳)。彼女も5歳になる男の子と33歳になる女の子を育児中だ。 「同じ年齢の2人の子どもを育てていて、私たちも同い年。しかも好きなミュージシャンが一緒と、何かと共通点が多く、すぐ仲良くなったんです。ほかのママ友より育児の悩みも相談しやすく感じていました」 潤子さんは以前、奈央さんと子連れでランチをした時に、「ほかのママには話していない」という夫婦事情を聞いたという。 「実は奈央さんの旦那さんはバツイチだというんです。6~7歳上らしく、ほかのパパさんよりは落ち着いた雰囲気でした。どうやら前の奥さんとの間には子どもはおらず、奈央さんとはデキ婚だったみたいで、ちょっと“略奪”みたいなことも匂わせていましたね……」 ママ同士の会話では、よく「夫の愚痴」が話題に上がるが、年齢差や出会いなどは、親しくならないと語らない場合も多い。 「奈央さんの旦那さんは、あまり家事をやらなかったようなのですが、子どもが産まれてから変わったそう。赤ちゃんのお世話だけでなく、買い出しに行ったり、掃除や洗濯をしたりと、育児も家事も積極的になったといいます。ちょっと『自慢かな?』と思っちゃったんですけど(笑)。私が、『夫はリモートワークが増えたのに、お皿も洗ってくれない。乾いた洗濯物を取り込んだり、片づけることもしてくれない』と愚痴ると、『信じられない』『ひどすぎるね、旦那さん』と驚いていました」 奈央さんは、カラオケボックスでのランチ会の際も、ママ友の夫の愚痴に、鋭く切り込んだという。 「あるママの旦那さんが、シンクに洗い物が溜まっているのを見て『汚い家だな』って言ったらしいんです。自分はやらないのに、水回りや玄関の掃除にうるさいそうで、汚れているとその都度、注意してくるっていう話でした。周りのみんなは、『それはムカつくよね』『うちも水回りのこと、結構言ってくる』なんて同調していたんですが、奈央さんは『そんな旦那、モラハラじゃん。私だったら離婚しちゃう』と強い口調でぴしゃり。彼女は自分の考えが絶対なタイプなんですが、『夫の育て方間違えたね』とまで言っていたのでびっくりしました。そこまで言わなくてもいいのに……って、周りもドン引きしましたよ」 場の空気が凍り、そのママも「困惑した表情をしていた」と振り返る潤子さん。 「ちょっとした夫の愚痴をこぼされたからって、ママ友の夫、ましてやママ友自身を悪く言うのって、たとえ内心そう思っててもしちゃいけないですよ。そもそも、昔からの親友ってわけでもないのに……これって暗黙のルールじゃないですか?」 次のページ ママ友ウォッチャーが解説! 夫を非難するママ友との距離の取り方とは? 前のページ123次のページ 楽天 消えたママ友 関連記事 『スマブラ』『鬼滅の刃』で、子どもが乱暴になる!? ママ友からの忠告に「気分が悪くなりました」東京ディズニーランドで、ママ友の行動にあぜん! 「自分の娘の写真しか撮影しない」のは非常識?ママ友の子どもが居酒屋で大暴れ! 「謝らない」「叱らない」ママとの子連れ飲み会でモヤモヤタワマン住まいママの「保育料8万円」告白に「もしかして自慢?」――認可保育園ママ友の“年収バレ”問題「おむつ捨てていっていいよ」の一言は“暗黙のママ友ルール”!? 「気が利かない」のお小言に衝撃!