香川照之、ホステス女性への“性加害”報道も「だんまりを決め込む」ウラ事情
8月24日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、俳優・香川照之の過去の“性加害”行為をスクープしている。記事によると、一時期“裁判沙汰”に発展しかけていたそうだ、マスコミ関係者の間では「香川本人や所属事務所は“スルー対応”を通すだろう」(スポーツ紙記者)とみられている。
「新潮」によると、香川は2019年7月に東京・銀座の高級クラブを訪れた際、ホステス女性のブラジャーを剥ぎ取って直に胸をもみ、キスをするなど、“やりたい放題”していたという。
「被害者の女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、20年5月には“香川の暴走を止められなかった”という理由で、クラブのママを相手に裁判を起こしたそうです。その訴えは昨年取り下げられたとのことですが、記事の内容が事実なら、香川の行為は許されるものではない。しかし、『新潮』の取材に対し、香川サイドはスルーを貫いたといいます」(同)
香川といえば、近年はTBS系の連続ドラマ『半沢直樹』シリーズでの怪演ぶりが大きな話題に。現在は大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメーク『六本木クラス』(テレビ朝日系)に出演しているほか、朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)の金曜MCを担当。また、「トヨタ自動車」や「サントリー」といった大手企業のCMに出演し、11月には主演映画『宮松と山下』の公開も控えているなど、八面六臂の活躍ぶりだ。
「今回の報道を受け、ネット上には驚きの声のほか、『出演番組やCMからの降板はあるのか?』『仕事にも影響するだろうし、記事内容についてしっかり説明すべき』といった声が出ています。ただ、業界関係者の間では『香川および彼の所属事務所は、このまま“だんまり”を決め込むだろう』との見方が大半です」(同)
というのも、そもそも被害者の女性は、香川を訴えているわけではないからだという。
「被害者の女性が訴えたのは香川ではなく店のママで、その訴訟も昨年には取り下げられています。それに、この女性も『新潮』の取材に無言を貫いたといい、香川を告発したり、謝罪を求めたりしているわけではない様子。そのため、香川サイドも『今、公に向けて話せることはない』と判断しているのではないでしょうか」(同)
となると、仕事面でも表向きには影響がなさそうだが……。
「今年は3月に榊英雄監督らによる女優への“性行為強要”が報じられるなど、映画界での性暴力・セクハラ問題が取り沙汰され、世間の目は相当厳しくなっています。ドラマや情報番組の視聴者からしても、香川の印象はだいぶ変わってしまったとみられますし、今回の報道に対してだんまりという状態にも、疑問を抱くのではないでしょうか。こうしたイメージダウンが、めぐりめぐって香川の仕事に影響する可能性はある。万が一、新たな問題が報じられるようなことがあれば、その時は一発アウトでしょう」(テレビ局関係者)
香川が裏では被害者の女性に心から謝罪・反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないことを祈りたい。