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ジェシーとウォルターが仲良すぎ
『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』主要キャスト7人の現在は? 今も続く友情にファン歓喜
2022/08/15 12:15
ウォルターの長男で、脳性まひから杖を手放せない高校生ウォルター・“フリン”・ホワイト・Jr役を演じた RJ・ミッテ。
RJ自身も、出産時に呼吸が停止したため脳に後遺症が残ることに。06年に役者を志しハリウッドに移住し、『ブレイキング・バッド』のオーディションを受けると、見事、主人公の息子役を獲得。ドラマが終了した13年には、SAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のハロルド・ラッセル・アワード(※)を授与され、メディア芸術における障害者の地位向上に貢献したと高く評価された。
現在は、俳優だけでなくNGO団体「ユナイテッド・セレブラル・パルシー(脳性まひ障害を持つ人のための団体)」のセレブリティ・アンバサダーを務める活動家としても知られている。
俳優業としては、14年にドラマシリーズ『スイッチ ~運命のいたずら~』に出演。その後も、犯罪ドラマ映画『Dixieland』(15)、SFホラー映画『ウェズリー・スナイプス コンタクト』(17)、コメディドラマシリーズ『ナウ・アポカリプス ~夢か現実か!? ユリシーズと世界の終わり』(19)にも出演し、19年には、ファン待望の主演映画『Standing Up for Sunny』が製作された。
俳優だけでなく14年にはGapのモデルを務め、15年にはミラノで開催されたヴィヴィアン・ウエストウッドのランウェイショーにも登場し話題に。15年にはアメリカ神経学会が発行する「Neurology Now」2/3月号の表紙を飾り、脳性まひ障害者としていじめを受けたことや俳優のキャリアについて語ったことも注目を集めた。
※60年代〜80年代にかけて障害者雇用大統領委員会の議長を無報酬で務めたアカデミー俳優の名を冠した賞