コラム
パワースポット・スピリチュアルのまやかし

「○○するのは失礼」フレーズに要注意!? スピリチュアルの“勝手なルール”のまやかし

2022/08/07 18:00
上江洲規子(ライター)

上江洲 もちろん、仏像に小便をかけたり、泥だらけにしたりしろと言うわけではありません(笑)。一休和尚の真意を私などが解説するのはあまりにもおこがましいですが、しいて説明するのならば、釈迦が入滅し、弥勒菩薩が衆生を救ってくださるまで5億年以上もある暗い時代だからこそ、小便をかけられても平気な地蔵が求められる――というところでしょうか。

 地蔵としても、一休和尚から「それほど力のある地蔵」として開眼されたにもかかわらず、通り一遍の開眼供養をやり直されたことは、屈辱だったのかもしれませんね。さすがは神仏だけあって、我々並の人間とは感覚が違うと思わされます。

――考えがぶっとんでます(笑)。神仏と和尚さんは、一般人の考えが及ばないところにいるんですね。

上江洲 それでも、人間目線からまことしやかな「正しい神仏への接し方」が発信され続けていますよね。もちろん、「鰯の頭も信心から」が、日本人的感覚であり、純粋無垢に信じるならば、その作法はありがたいものと言えます。

 しかし、一休和尚ほどの徳もないスピリチュアルな誰かが勝手に語っているだけのルールやマナーを押し付けられるのは、ごめんだと感じる人もいるでしょう。

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