【薬剤師監修】シミやクマは「血行不良」が原因かも? 体の内側から美肌を目指す方法
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):比較的体力があり、下腹部痛、肩こり、めまいがある方に
月経不順、月経痛、更年期障害、肩こり、めまい、湿疹の改善などが期待できる漢方薬。なお、薏苡仁(ヨクイニン)を加えた「桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)」は、肌トラブルによく用いられます。
・加味逍遙散(かみしょうようさん):体力中程度以下で肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちがある方に
冷え症、月経不順、更年期障害、不眠症などの改善にも用いられます。
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷えがあり、体力虚弱な方に
月経不順、むくみの改善などにも用いられます。
漢方薬は自分の状態や体質に合っていないと、場合によっては副作用が生じることも。しかし、たくさんの漢方薬から自分に合った漢方薬を見つけるのは大変ですよね。そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師とAIが漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
4.夏こそ「体の内側」から美肌を目指そう!
どんなに日焼け対策を徹底しても、シミやクマがあると、肌はくすんで見えてしまいます。シミやクマがなかなか改善しない場合は、外側からのスキンケアだけでなく、視点を変えて、体の内側から体調を整えてみましょう!
薬剤師・竹田由子
元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。患者と関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きだったことがきっかけで魅了され、「日常の不調はまず漢方」と思い生活している。現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信中。