実写ドラマ『幽☆遊☆白書』キャスト発表で“大荒れ”! 志尊淳のコメントが火に油を注いだ?
来年12月に動画配信サイト・Netflixで配信予定の実写ドラマ『幽☆遊☆白書』。そのメインキャストが、7月16日から順次公開となっているものの、ネット上では早くも「期待できない」といった厳しい意見が飛んでいる。
『幽☆遊☆白書』は、漫画家・冨樫義博氏によるファンタジー・アドベンチャー作品。1990年から94年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されており、漫画だけでなく、テレビアニメやゲームなども展開していた。かれこれ30年近く愛され続ける同作は、90年代の「ジャンプ」を代表する一作といえるだろう。
一方、実写ドラマの『幽☆遊☆白書』は、2020年12月に実写化を発表。そして、ついに今月16日からメインキャストとキャラクタービジュアルが公開された。19日正午の時点でわかっているのは、主人公の浦飯幽助役をダンスロックバンド・DISH//の北村匠海、蔵馬役を志尊淳、飛影役を本郷奏多が演じるということだ。
「実写ドラマ化が発表された時点で、『原作の世界を壊さないでほしい』などと批判も多かったですが、キャストとビジュアルが公開されると、ネット上はさらに“大荒れ”。『すでにコケる予感しかない』『やっぱり実写化するべきじゃなかった』などと、厳しい声が飛んでいます。また、志尊はキャスト発表時に『ビジュアルに関してだけでも2~3年くらいかけて、みんなで試行錯誤して、細かいディテールを探求しました』とコメントを寄せていたものの、『2〜3年の間、一体何してたの?』『3年もかけてこのクオリティはひどい』といったツッコミが飛んでおり、火に油を注いだ形です」(同)
なお、『幽☆遊☆白書』は19年に2.5次元舞台が上演されており、こちらはファンの間で「原作に忠実だった」「ビジュアルのクオリティが高い」などと、おおむね好評であった。そのため、ネット上には「舞台版のキャストのままやればよかったのでは?」「舞台のほうが原作へのリスペクトを感じた」といった声も漏れている。
「今のところ、ヒットする見込みがなさそうな『幽☆遊☆白書』ですが、そもそも国内Netflix作品は、以前からあまり勢いがありません。山田孝之主演の『全裸監督』は国内で大きな話題になったものの、それは今から3年前の19年の話。また、20年12月に配信された『今際の国のアリス』は、今年12月にシーズン2の公開を控えているものの、同じ“デスゲーム”のジャンルでは、21年9月に配信された韓国の『イカゲーム』が世界的に評価を得て、大ヒット。残念ながら、『今際の国のアリス』はその影に隠れてしまった印象です」(同)
こうした状況も含めて、実写ドラマ『幽☆遊☆白書』に対するネット上の期待値はかなり低い様子。配信開始後、いい意味で世間を驚かすことはできるだろうか?