無印良品より買い! プロがおすすめ、ワッツとキャンドゥの110円「ドア用フック」が万能
整理収納アドバイザーの伊藤まきが、片付けに訪問した現場で「よくやる作業」「よく伝えるおすすめ収納法」を【プロの技】として紹介していきます。
プロの技シリーズ18回目は、100均の「ワッツ」と「キャンドゥ」で買える「扉用のフック」です。今回は「無印良品」の人気商品と比較しながら、マルチな使用例を実例写真で紹介します。
写真上は、筆者の「片付け道具」として常備している「Z型(角S型)フック」です。主に、扉に小物を掛けたいときに活用します。各種を「買って試して」繰り返した結果、一番使いやすい100均の商品だけを取り上げて紹介したいと思います。
【無印良品・セリア・ワッツ&キャンドゥ】Z型(角S型)フック比較
数ある「Z型フック」のうち、筆者がヘビロテしているのは「ワッツ」と「キャンドゥ」で買える「ドアにかけられるフック(2個)」。写真上の一番右の商品で、世界的な金属加工品の産地と知られる、新潟県三条市にある(株)中島桐次郎商店のものです。
無印、セリア、ワッツ&キャンドゥの3種とも、鉄製(クロームメッキ)のシンプルな形状。スチールのカラーが、艶ありと艶なしで変わります。
3種ともクローゼット、下駄箱、キッチンや洗面台の戸棚、チェストなど「幅22~27mm未満の扉にかける」ことができます。(1)と(3)のフックは、幅が狭いケース(22mm未満)と広いケース(~27mmまで)の2通り使えるサイズ。3種を比較すると(3)が少し大きいだけで、ほとんど変わらないように感じました。
【無印良品・セリア・ワッツ&キャンドゥ】基本の使用例
3種の「基本的な使用例」も同じで、扉や引き出しに掛けて使います。キッチンなら、ふきん、スプレーボトル、レジ袋、エコバッグ、エプロンなど「出しておきたい小物掛け」に便利。ただし、フックの厚みがあるので隙間5mmの確保が必要です。建具のサイズを確認しなくても、多様な使い方が可能なので心配いらず!
続いて、今回の主役「ワッツ」と「キャンドゥ」の「ドアにかけられるフック(2個入)」のみ取り上げます。
【ワッツ・セリア】ドアにかけられるフック:2個入りでコスパ◎
この商品を一番に選ぶ理由は、2個入りのコスパです。筆者宅でも数年以上に渡って使っていますが、とても頑丈で生活のあらゆるシーンで活用できます。
・ワッツ(型番)027118
・キャンドゥ(独自商品コード)4943273410359
「ドアにかけられるフック」は無印良品のフックと同じく「上下のフック幅が5mm違う」ので、1個で2パターンの使用が可能。また、無印良品とセリアより耐荷重が強いと表記されているのもポイントです。筆者宅でも数年以上使って、壊れることがなかったので頑丈だといえます。
2個入りならではの使用例があるので次より紹介します。