セレブのウエディングドレス、高額ランキング! セリーナ・ウィリアムズは4億円超え
メキシコ出身の女優で、「テレノベラ(テレビ小説)」というのジャンルで活躍した後、名作映画『デスペラード』(95年)のヒロイン役を務めてハリウッドでブレークしたサルマ。プロデューサーや製作総指揮者としても成功を収め、映画プロダクションを運営する実業家としても知られているが、結婚相手に選んだのは、グッチなどの数多くの高級ブランドを傘下に収めるPPRの最高経営責任者フランソワ・アンリ・ピノーだった。
2人は06年に出会い意気投合。07年には娘をもうけ、紆余曲折を経て09年のバレンタインデーにパリ6区の区役所で極秘結婚した。その2カ月後、ヨーロッパで最も古い歴史あるベネチアのフェニーチェ歌劇場で、ニコラ・ゲスキエールがデザインしたバレンシアガのウエディングドレスを着用。43万4,000ドルのドレスで、デコルテと背中が深いV字に開いた大胆かつシックなデザインだ。
結婚式にはペネロペ・クルス、シャリーズ・セロン、ファッションデザイナーのステラ・マッカートニー、夫一族の友人であるシラク前フランス大統領ら150人のセレブな友人たちが招かれた。
高額ドレス5位 アマル・クルーニー:38万ドル(約5,130万円)
永遠の独身貴族として有名だったジョージ・クルーニーが、14年9月に再婚したお相手は、数多くの要人をクライアントに持つイギリス人のやり手弁護士アマル・アラムディン(旧姓)。
レバノン生まれの彼女は、国連事務総長のアドバイザーを務めたこともある人権活動家でもあり、精力的に人道的活動や慈善活動を行っているジョージが生涯添い遂げたいとほれ込んだ女性だと、大きな話題になった。
イタリアのベネチアにオープンしたばかりの高級ホテル「アマン・カナルグランデ」で挙げた2人の結婚式には、マット・デイモンやU2のボノ、ランディ・ガーバーとシンディ・クロフォード夫妻ら、多くのセレブが出席。総額460万ドル(約6億2,100万円)の豪華ウエディングとなった。
注目が集まっていたアマルのウエディングドレスは38万ドル。シックなウエディングドレスを手がけることで有名なオスカー・デ・ラ・レンタのカスタムメイドで、レースをふんだんに使った上品なオフショルダードレス。裾は長めで、ロングベールの刺繍とマッチする美しいデザインで、知的な彼女にピッタリだと大好評だった。
「女性にとって一生で最も大事なドレスだから」「女の子の夢をかなえようとがんばっている」と話していたオスカーは、結婚式の2カ月後に他界。アマルが着用したウエディングドレスはオスカーが手がけた最後の作品となり、博物館で展示された。