セレブのウエディングドレス、高額ランキング! セリーナ・ウィリアムズは4億円超え
欧米セレブが結婚式ラッシュを迎えている。昨年11月にはパリス・ヒルトンが2万5,000ドル(約336万円)のオスカー・デ・ラ・レンタのカスタムドレスで結婚式を挙げ、「美しいウエディングドレスが映えるセレブの豪華挙式は見応えがある」と話題に。
4月にブルックリン・ベッカムと結婚した大富豪令嬢ニコラ・ペルツは、芸術品のように美しいヴァレンティノのカスタムウエディングドレスを着用。5月にはコートニー・カーダシアンが推定1,900ドル(約25万円)のドルチェ&ガッバーナのミニウエディングドレスに、長く豪華なベールをまとってトラヴィス・バーカーに永遠の愛を誓った。
6月9日に結婚式を挙げたブリトニー・スピアーズは、ドナテラ・ヴェルサーチが直々に手がけたカスタムオーダーメイドドレスを着用。長いベール付きの胸元が大きくV字に開いた純白ウエディングドレスで、値段は1万5,000~2万ドル(約200~270万円)ではないかと話題になった。
セレブのウエディングドレスは、最高級の生地などを使うからか、信じられないほど高額になることもある。今回は、そんなセレブのウエディングドレス高額ランキングをお伝えしよう。
高額ドレス1位 セリーナ・ウィリアムズ:350万ドル(約4億7,000万円)
17年11月16日に米最大の電子掲示板サイト「Reddit」の共同創業者として知られる起業家アレクシス・オハニアンと結婚式を挙げたセリーナ。
ルイジアナ州ニューオーリンズの現代美術センターで執り行われた式で3回お色直しをしたが、バージンロードで着用したのは、イギリスの高級ブランド、アレキサンダー・マックイーンのオーソドックスかつ大胆でゴージャスなウエディングドレスだった。
ドレスをデザインしたのは、ウィリアム王子の挙式でキャサリン妃のウェディングドレスを手がけた同ブランドのクリエイティブディレクター、サラ・バートン。「とにかくケープをかぶりたかった」というセリーナ に、「Vogue」の名物編集者アナ・ウィンターがイチオシしたデザイナーだったという。
すぐイギリスに飛び、サラに会ったセリーナは、提示されたウエディングドレスデザインの「ボールガウン(※1)のシルエットを見てイチコロになった」とのこと。「自分が考えていたドレスとは正反対のデザインのもの」で一目ぼれしたと明かしている。
350万ドルという破格の値段は、ビバリーヒルズに本社がある「紛争鉱物(※2)ではないダイヤモンドや宝石用原石」を取り扱う宝飾店XIZ Karatsのジュエリーを含む一式の値段。マント風のベールに美しいドレス、光り輝くジュエリーで永遠の愛を誓った彼女は、「プリンセスとスーパーウーマンに同時になった気分だった」と回想している。
※1 女性の正式な正装であるイブニングドレスの一種
※2 アフリカ諸国などの紛争地域で採掘された鉱物資源のこと
高額ドレス2位 ヴィクトリア・スワロフスキー:100万ドル(約1億3,500万円)
クリスタル・ジュエリーとして人気を博すスワロフスキーを経営する一族の令嬢で、歌手や司会者として活躍しているオーストリア人のヴィクトリア。不動産投資家ヴェルナー・ムルツと17年6月にゴールインした彼女は、フィリピン人デザイナー、マイケル・シンコのウエディングドレスを結婚式で着用した。
スワロフスキーの血を引くこともあり、ウエディングドレスには50万個のクリスタルがあしらわれ、その重さはなんと45kgに。ベールの長さも8m近くあった。マイケルは、レースやスパンコールをふんだんに使った、夢のようなウエディングドレスを作ることで知られている。
自分の体重ほどの重さのウエディングドレスに、とてつもなく長いベールはさぞかし着心地が悪いものだったと思われるが、イタリアのサン・ジュスト大聖堂で厳かに執り行われた結婚式の写真からは、そんな様子は感じられず。気品ある美しさがたまらないと、大きな話題になった。
高額ドレス3位 キム・カーダシアン:50万ドル(約6,750万円)
14年5月に、イタリアのフィレンツェに立つ歴史ある要塞フォルテ・ディ・ベルヴェデーレで、カニエ・ウエストと結婚式を挙げたキム。
推定2億円する15カラットの婚約指輪に負けないウエディングドレスを着用するだろうと注目されていたが、着用したのはジバンシィのオートクチュールで50万ドル(約6,750万円)。リカルド・ティッシがデザインした、レースがふんだんにあしらわれ、背中が大胆に開いたロングスリーブドレスは、唯一無二のものだと大きな話題になった。
また、トランペットシルエットのマーメードライン※が美しいドレスのネックラインには最高級の純白パールが並べられ、見えない足元も4万ドル(約540万円)するバルマンのヒールだった。※膝辺りまでは体型にフィットし、裾に向けては人魚の尾ひれのように広がったシルエット
結婚披露宴の会場使用料に41万ドル(約5,500万円)、フラワー代に13万6,000ドル(約1,800万円)、高さ2メートルのウェディングケーキには6,800ドル(約920万円)。長女ノースを授かったフィレンツェでの挙式にこだわったため、ロサンゼルスから招待した家族や友人らを移動させるプライベートジェットやホテル代もかかり、結婚式のために使った費用は、合計1,200万ドル(約16億円)だとも伝えられている。