日テレ『イッテQ!』、スタッフの“出演者イジリ”に視聴者「本当に不快」!
日本テレビ系の人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』。6月12日の放送では、お笑いコンビ・まかろにステーションのギャビンが出演し、アメリカを旅する企画が行われたものの、その内容が視聴者の間で物議を醸している。
番組後半に放送された「ギャビンの海外おためし企画 in アメリカ」という企画では、ギャビンが母国・アメリカを訪れ、さまざまな場所での撮影に挑戦。旅の予算として100万円が渡され、余った分はギャビンに渡すというルールが設けられた。
「カリフォルニア州ロサンゼルスから開始されたロケで、ギャビンはまず、同州のヨセミテ国立公園に向かい、園内にある滝で年に数回起こる“ムーンボウ”という自然現象の撮影に成功。続いて、テキサス州の都市・オースティンに現れた、コウモリの大群の撮影にも挑戦しました」(芸能ライター)
ヨセミテの滝に行くためにレンタカーを借りた際、500ドル(約6万5,000円)かかったことから、ギャビンは経費の節約手段として友人2人を呼び、彼らの車でオースティンを目指した。
「その途中で、一行はコロラド州にある世界遺産のメサ・ヴェルデ国立公園を訪問。その際、ギャビンは『コロラドの六本木ヒルズ』と喩えるなど、ボケながらレポートしましたが、伝わりにくい喩えに、番組スタッフは苦笑い。しかし、ギャビンの友人たちは彼が“ウケている”と勘違いしたようで、ギャビンを絶賛していました」(同)
この様子を見た番組スタッフは、「俺らと感じ方、違ってない?」と指摘。さらに、“ウケてないのにウケていると思われている”ことについて、ギャビンに「心痛まないの?」と質問したのだった。
そんな中、オースティンに到着し、友人2人と別れたギャビン。旅行中は日記をつけていたのだが、この時の状況について、「彼らがいた時と比べると、スタッフさんが笑わなくなった」とショックをつづっていた。
「さらにその後、ギャビンは故郷・フロリダ州を訪れ、NASAのロケット打ち上げを撮影。最後に、実家で父親と7年ぶりに再会しました。心配をかけないように、日本では『まあまあ成功している』と両親に話しているそうで、父親が『ちゃんと生活できるようになってスゴいな』と褒めると、ギャビンは思わず涙ぐんでいました」(同)
一連のロケについて、ネット上では番組スタッフ側に不快感を表す声が続出。「相変わらず、『イッテQ!』スタッフはギャビンへの当たりが強いよね」「スタッフのイジり方が本当に不快。頑張ってる人を笑うセンスがダサい」といった声が上がったほか、「ギャビンは面白いのに、スタッフが台無しにしている」「面白くないのは番組側でしょ。ギャビンに責任を押し付けないで」など、VTRの作り方に疑問を呈するような声も見受けられた。
これまでも『イッテQ!』では、ギャビンの“扱い”について批判的な声が飛び交っていた。
「1月30日放送回では、ギャビンが岐阜城を訪れ、ロケ当日に起こる月食を撮影することに。岐阜市に特別な許可を得て、ギャビンは岐阜城の天守閣に入り、外に向かってポーズ。番組スタッフは城と月が重なる瞬間を狙って、岐阜城と月食、そしてギャビンの撮影をしていました。しかし、岐阜城と月食を撮影をするために集まった一般客の写真に、ギャビンが映り込んでしまうという事態が発生。後日、スタッフからこの状況を知らされ、ギャビンが謝罪するシーンも放送されましたが、ネット上では『ギャビンは悪くないのに、なぜ謝罪させるの?』『全部ギャビンのせいにするの、意味不明。番組サイドが謝れよ』『「イッテQ!」はギャビンに何してもいいと思ってそうで嫌』などと、批判が噴出していました」(同)
番組側はギャビンを“ポンコツキャラ”として打ち出したいのかもしれないが、本人の頑張りが見えるだけに、視聴者は疑問を持っているようだ。