BTS、「活動休止」報道のウラ側……レコード会社も把握せず「マスコミ大混乱」!?
ところが、翌15日には一転、BTSの所属事務所が文面で、正式に“今後の活動計画”を発表。これによると、メンバーが個々の活動に力を入れていくことは事実であるものの、グループ活動を休止するわけではないという。
「メンバーはソロ活動をしながら、グループでの活動も並行して継続する形だそうです。BTSの広報サイドは、マスコミに対し、『活動休止』という言葉を使わないでほしいと通達しているといいます。メンバーのジョングクも同日、ライブストリーミングアプリ『V LIVE』にて生配信を行い、今後もグループ活動を行うと説明し、『グループ活動休止説』を否定。ただ、14日公開の『BANGTANTV』で、リーダーのRMが涙ながらに、BTSの方向性に悩んでいることや、楽曲制作において伝えたいことを見失っていると明かしていたのを見るに、ファンは今後のグループ活動に不安を抱かざるを得ないでしょう」(同)
活動休止ではないものの、メンバーがグループ活動に行き詰まりを感じているのは確かなだけに、マスコミも「どこまで踏み込んで記事を書いていいものか」と頭を悩ませているようだ。
「さらに今回の発表は、最年長メンバー・ジンの徴兵問題が絡んでいるとの見方がある。韓国では原則として、男性は満20歳~28歳の誕生日を迎えるまでに、約2年の兵役に就くことが義務化されているものの、昨年6月の法改正により、BTSは『大衆文化芸術分野優秀者』として、この年齢制限が30歳まで引き上げられていたんです。しかし、ジンは今年12月に30歳を迎えるため、いよいよ入隊しなければならず、メンバー全員でのグループ活動が、事実上難しくなるのではとみられています。ただ韓国の徴兵制度に関する事柄は、日本の一般メディアだとなかなか記事化しづらいようです」(前出・週刊誌記者)
このように、ファンだけでなくマスコミ界隈にも混乱を招いたBTSの発表だが、今はメンバー本人たちの希望に沿った活動が展開されるよう祈るしかない。