テレ朝の看板ドラマ枠が……

テレ朝、視聴者の「ジジババ切り」!? 若者ターゲットに舵切りも『未来への10カウント』『テレビ千鳥』は迷走

2022/06/08 12:35
サイゾーウーマン編集部

木村拓哉『未来への10カウント』は不発、『テレビ千鳥』も迷走

 また、同じく連続ドラマでは、今年4月期の木村拓哉主演『未来への10カウント』も、若者をターゲットにしていたというが、残念ながら“不発”だったようだ。

「King&Prince・高橋海人のほか、若手俳優を多く起用した学園ドラマで、10~20代の視聴者獲得を目指したものの、その世代の視聴率は振るわなかったそうです。ちなみに高齢層からもまったく支持が得られずじまいで、世帯視聴率でも、木村主演ドラマ初の1ケタを記録するという“黒歴史”を刻んでしまいました」(テレビ局関係者)

 バラエティ番組の放送枠移動が相次いでいることからも、テレ朝の迷走が見て取れるという。

「もともと若者ウケが良い『テレビ千鳥』は、局が特に推しているバラエティの一つですが、20年秋の改変で午前0時台の枠からプライム帯に昇格したものの、今年の改変で深夜帯に“再引っ越し”。つまりテレ朝は、深夜帯だからこそ若者にウケるという『テレビ千鳥』の特性を無視して、“プライム帯進出”をやってしまったわけです。業界内で『深夜以外、高齢者しかチャンネルを回さない局』なんて、うしろゆびをさされている状況を打破すべく、若い世代へのアピールを続けているわけですが、現状では突破口すら見えていない状況にあると言っても過言ではないでしょう」(同)

 機を逸した感があるテレ朝だが、それでも「木曜ミステリー」終了のように、シニア層を切り捨てていく編成を推し進めるのだろうか。


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最終更新:2022/06/08 12:35
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