片付けの「プロが買わない」100均の収納ボックス10選! ダイソーの○○は優秀
写真上は、2タイプの仕切りケースです。白の仕切りケースは、重ねることができるぶん「厚み」があり凹凸があります。重ねる収納は散らかりやすい仕組みを作るだけ。限られた空間を使い切るなら「厚み」がスリムな型を選びます。
【7の解決案】ダイソーの「シューズケース」が優秀!
空間をフル活用できる「薄さ」の収納ボックスといえば、ダイソーの「シューズケース」です。重たいモノを詰め込むと、割れやすい欠点もありますが……。それ以上に、選びたい点(透明、サイズ感、蓋付など)が勝ります。筆者宅の引き出しもすべて、このケースを使っているので無駄なくスッキリした収納を保てています。
【NG収納ボックス.8】100均「紙製ボックス」
紙製ボックスは「使い方」を選んでほしいアイテム。強度が弱いため破れやすい欠点があります。そのため、出し入れが多い小物や道具入れには使いません。保管したい軽量の小物などに使いましょう。
【8の解決案】紙製のボックスは「テープで補強」を!
紙製のボックスを使う場合は、透明のガムテープで角や底を強く「補強」。筆者の場合、500円以上の収納品を揃えるのはお客様の負担になるため「お試し収納」として使っています。写真上は、ワッツの「ストレージボックス」。ニトリの「Nインボックス 」そっくりのサイズ感が110円で買えます。
【8のポイント】紙製は「身軽でいたい家」におすすめ
一方で、「仮暮らしの家」「モノを減らしたい家」「収納品の手入れが苦手な家」は、紙製の収納ボックスを選びます。転居先の家でサイズが合わなかったら、カッターで高さを調節して使い回しも可能。引き出し内の小物を仕分けするなど、使い回せます。プラスチックに比べて処分への抵抗を感じにくい点から気軽に使えるのもメリットです。
【NG収納ボックス.9】100均「天然素材のボックス」
100均にある「木製の収納ボックス」も使いません。容量が少なく、使い回しがきかないからです。片付かない家にあったときは、デスク上の小物や常温野菜など目印になる「定位置ボックス」へと使い方を変えます。
もうひとつ、素材として選ばない収納ボックスがあります。
「かご素材」と「PP素材」の編み込みバスケットも選びません。使っているお家で、木屑が出たり紐が切れていたりしている状態を何度か見ています。また、針金も弱いため曲がりやすいようです。使用不可になったバスケットを、分別ゴミ(針金と木材)に分ける作業も大変でした。
かご素材のバスケットは、長く使うと「根詰まり汚れ」が目立ちます。それなりの予算を出さないと頑丈ではありません。かご素材のバスケットは、インテリアにこだわる方がゆっくり探す素材だと思います。
【9の解決案】頑丈で「再利用」できる素材
頑丈で「再利用」できる素材といえば、スチール(鉄)です。予算的にも、かごよりスチールのほうが安価で済みます。手放す作業を考えても、解体分別が簡単で「再利用」できる素材が良いなと考えています。実際、混ぜ物がない「スチール素材」は「グラム買取」してもらえます。家中の鉄モノを集めれば、現金に変わるのです。手放す時に、負担にならない素材が「片付けの新しい課題」かもしれません。