芸能
なぜ強行突破してしまったのか
『呼び出し先生タナカ』パクリ騒動で、早期打ち切りの気配! 「出演者確保も難しい」フジ関係者談
2022/06/04 12:00
「それは『めちゃイケ』の生みの親である、元フジテレビプロデューサーの片岡飛鳥氏に打診したところ、NOを出されたからだといいます。やはり、完全な焼き直しですし、過去の出演者らも納得しないだろうと判断されたのだとか。しかし、その片岡氏は今年3月に同局を退社しているだけに、『タナカ』の制作陣は『だったらもう、許可も取らなくていい』とでも考えたのでしょうか」(フジテレビ関係者)
さらにフジテレビ上層部には、「放送以外でも話題になるコンテンツがほしい」という目論見もあって、『タナカ』の制作を進めたという。
「本家の『抜き打ちテスト』は、若槻千夏や元AKB48・川栄李奈ら、人気タレントを生み出しましたが、『タナカ』でも同様の展開を望んでいたようです。たとえ本放送の視聴率は伸び悩んでも、番組発のブレークタレントが誕生すれば、番組と連動してDVD発売やイベント開催なども行えますからね。しかし、こうして放送にこぎ着けた『タナカ』が、スタート早々『パクリ』と物議を醸し、『打ち切り説』までささやかれているとあって、フジテレビはあまりにも浅はかだったというほかありません」(同)
出演者を“だまし討ち”した実情が、世間にもバレてしまった『タナカ』。人気タレントを生み出すどころか、「今後は出演者を確保することすら難しくなりそう」(同)という指摘もあるだけに、その幕引きは想像以上に早いかもしれない。
最終更新:2022/06/04 12:00