『イッテQ!』出川哲朗ら出演シーンが「相当ヤバイ」!? 安全性に疑問
日本テレビ系の人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』。5月29日の放送では、あるシーンについて視聴者から「相当ヤバイことしてる」などと、“危険性”を指摘されていた。
この回の前半では、「大自然でお料理ツアー in 長野県・高知県」という企画を放送。番組レギュラーでお笑い芸人の出川哲朗と、昨年6月から出川のアシスタント役・出川ガールを務めるモデル・横田真悠が、長野と高知を訪れた。
「2人は長野・安曇野市にある焼山という場所で、地熱を使って釜炊きご飯や味噌汁などを作っていました。そんな中、視聴者から批判を浴びたのは、高知・高知市のとある会社で冷凍庫を借り、2人がその中に入って、アイスクリーム作りにチャレンジするという企画。氷に塩を入れた容器の中で材料を撹拌し続けると、“5分ほど”でアイスクリームが完成すると紹介されていました」(芸能ライター)
出川と横田はまず、マイナス40度になる冷蔵庫に入り、材料が入った容器を振り続けていましたが、2分半ではアイスクリームは完成せず。そのため、今度は交互に冷蔵庫の中に入り、24分30秒でなんとか完成した。
「この際、2人は半袖のつなぎを来て冷凍庫の中に入っており、これがネット上で問題視されることに。冷凍庫内は急冷するためにファンが回っており、体感温度はマイナス60度になると説明されたこともあって、ネット上には『ちゃんと防寒するならともかく、半袖で冷凍庫に入らせるなんて考えられないんだけど』『「イッテQ!」は出演者を殺す気? 相当ヤバイことしてるよ』『2人がかわいそうで見ていられなかった。全然笑えないし……』などと、その安全性に疑問を抱くような声が上がっていました」(同)
『イッテQ!』といえば、出演者がロケ中に負傷する事故がたびたび起こっている。2019年5月には、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんがインドでのロケ中に左足首を骨折し、同年6月には、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが、やはりロケ中にアキレス腱を断絶。さらに今年3月には、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一がランニングマシンを用いたロケで転倒し、右足に全治2カ月の骨折を負ったことが番組の公式サイトで発表されたばかりだ。
「中岡のケガが報じられた際、番組サイドは『今後は番組制作において、より一層安全対策に万全を期してまいります』とコメントしていました。しかし、今回のように引き続き危険なシーンが見られたため、視聴者が心配するのも無理はないでしょう。ネット上には『人が苦しんでいるところを見ても笑えなくなってきた』『タレントが体を張らなくても笑える企画にしてほしい』といった苦言も見られます」(同)
再び大きな事故が起こる前に、ロケの内容自体を見直す必要があるのかもしれない。