東京ディズニーシー『アナ雪』新アトラクションを考察! テーマパーク専門家が語る「TDR大改革3つの“ここがすごい”」
ピクサーの名作『トイ・ストーリー』をテーマにしたポップでカラフルな「東京ディズニーリゾート トイ・ストーリーホテル」は、今年4月にオープンしたばかり。外観も客室の内装も徹底して『トイ・ストーリー』のモチーフやデザインで、特にファミリー層には“大ウケ”だろう。立地は、ディズニーリゾートラインの「ベイサイド・ステーション駅」を降りてすぐの場所。両隣にヒルトン東京ベイ、ホテルオークラ東京ベイという高級ホテルが立ち並ぶ一角だ。
部屋は、眺望によって種類が分けられ、「ベイビュー(東京湾側)」「スクエアビュー(中庭のトイフレンズ・スクエア)」「パーシャルビュー(建物等で視界が遮られる)」、それ以外の部屋は「スタンダード」となる。眺望の良い部屋ほど、宿泊費は高額だ。しかし、4名対応の「スタンダード」の部屋は29平米、4名で宿泊すると1人7,500円~1万1,550円程度(5月下旬、楽天トラベル調べ)。もちろん繁忙期ほど高額設定となるものの、「東京ディズニーランドホテル」「ディズニーアンバサダーホテル」「ディズニーシー・ホテルミラコスタ」よりもリーズナブルであり、それで『トイ・ストーリー』の世界観を完全再現した新しいホテルに泊まれると考えると、非常に“良心的”といえるだろう。
なお、公式サイトでは7月下旬までの予約はすべて埋まっていて、以降はまだ予約開始前だが、あっという間に埋まってしまうはず。上海ディズニーランドにも、同じ「トイ・ストーリーホテル」があり、こちらは予約が取りやすいものの、22年3月から新型コロナウイルス拡大で休業を余儀なくされ、再開の日は未定である(余談だが、中国語で「トイ・ストーリーホテル」は「玩具総動員酒店」という。確かにオモチャを総動員しているものの、「トイ・ストーリー」は直訳で「玩具物語」かと思っていた)。