山下智久、『正直不動産』で業界注目! キー局ドラマ復帰が「近い」!?
そんな山下の活躍ぶりはファンを喜ばせているが、業界関係者の間にも驚きの声が出ているそう。
「山下は、ジャニーズ退所前に未成年女性との飲酒同席やお泊まり疑惑を報じられていた。“事務所に迷惑をかけておきながら辞めた”という意味で、『退所後はそう簡単にテレビに出られないだろう』と、業界内で目されていたんです。『ドラゴン桜』第2シリーズへの出演も、当初は絶望視されていました」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、同作の制作側から、第2シリーズでも“山下は絶対に外せない”との声が上がり、“声のみ”という異例の出演方法を“強行”したようだ。
「ジャニーズ忖度との兼ね合いによる、妥協案のようなものでしたが、結果的に視聴者からの反響も大きく、TBSは山下の出演“強行”を成功と捉えているようです。そして業界内では、『正直不動産』でも株を上げている山下に、あらためて関心が寄せられています。もう1本NHKの連ドラ、もしくは映画など、彼の人気や実力がさらに評価される作品が続けば、どこかキー局から、“声のみではない”出演オファーが届くはずです」(同)
なお、元ジャニーズのキー局連ドラ主演といえば、17年9月に退所した元SMAPの草なぎ剛も、23年1月期にフジテレビ系で放送される関西テレビ制作の連ドラで主役を務めることが発表されている。
「草なぎに先駆け、香取が21年1月期、テレビ東京で連ドラ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』主演を務めていますが、草なぎの場合、SMAP時代に何度も主演した“フジの連ドラ”に復帰するという点で、業界関係者の注目を浴びているんです」(同)
草なぎは稲垣吾郎、香取慎吾とともにジャニーズを退所した後、しばらくはテレビ露出が激減していたが、19年7月、ジャニーズが“圧力”をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会が同事務所を注意していたことが判明。以降、露骨な圧力はなくなったといわれており、草なぎも、21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に1年を通して出演するなど、徐々にテレビ露出が増えていた中での主演決定だった。
「ジャニーズを離れてからすでに5年たとうとしていますし、草なぎ自身、20年公開の主演映画『ミッドナイトスワン』で『第44回日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞を受賞するなど、俳優としての評価を着実に積み上げてきました。それが今回のフジの連ドラ主演につながったのです。当初、テレビ復帰さえ“茨の道”とみられていた草なぎの活躍は、山下にとっても励みになりそう。局側も『草なぎのドラマがOKなら……』と、山下の起用に前向きになるでしょう」(同)
草なぎに続き、山下を連ドラ主演に抜てきするキー局はどこになるだろうか。