フジ『ポップUP!』“不倫テーマ”昼ドラ放送も視聴率1%台の爆死!
フジテレビ系で平日昼間に放送中の情報バラエティ『ポップUP!』。5月24日の放送では、昨年11月に逝去した作家・瀬戸内寂聴さんを特集し、秘書を務めた瀬尾まなほ氏も登場したが、ネット上では「今の時代にそぐわない特集」として、物議を醸してしまった。
この回では、同27日にドキュメンタリー映画『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』が封切られるのに合わせて、寂聴さんを特集。瀬尾氏はVTR出演し、生前に寂聴さんが語っていたという言葉を明かした。
「1943年に20歳でお見合い結婚し、長女を出産したものの、48年に夫の教え子であった年下の男性と駆け落ちした寂聴さん。その後も、作家と不倫関係にあったなど、奔放な恋愛経歴で知られますが、瀬尾氏はそんな寂聴さんから恋愛論を伝授されたそう。『10冊の本を読むより一度真剣に恋愛をしたほうが人間としてもすごく成長できる』など、生前にかけられた言葉を振り返っていました」(芸能ライター)
そんな寂聴さんは瀬尾氏に、「不倫はしてもいいし、恋愛は雷が落ちるもので、当たってしまったらそれが宿命だと思うしかないけども、相手の家庭を壊すっていうのはだめだ」という、“不倫の掟”について語っていたそう。
「一方、ネット上では『今の時代に不倫を堂々と扱う番組の気がしれない』『家庭を壊さなければ不倫してもいいと昼から流すフジテレビ……不快すぎてチャンネル変えた』『寂聴さんの話は世間的に受け入れられるものじゃないでしょ。テレビでやらないでほしい』など、違和感を覚えた視聴者の声が続出していました」(同)
なお同番組は、今月半ばにも“不倫”に関する話題で注目を集めていた。
「13日の放送回で、番組内ドラマ『昼上がりのオンナたち』を放送すると発表。1話15分、全4話のオムニバスドラマで、男女の不倫について描かれると告知したものの、ネット上では『主婦層が見てるから不倫ドラマってこと? なんかバカにされてるみたい』『主婦には不倫願望があるだろうって思われてそうでムカつく』『不倫ドラマのために、わざわざこの番組見ないよ』といった声が上がり、早くもツッコミを受けていました」(同)
なお、20日には初回となる徳永えり主演の『マッチングアプリ』を放送。夫とセックスレスになっている女性がマッチングアプリで夫の同僚と出会い、肉体関係を持ってしまう内容で、ネット上では「昼間からベッドシーンはやめて」「何を見せられてるんだ?」といった困惑の声が多く見られた。
「最終回で世帯平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を収めた『バイキングMORE』の後番組として始まった『ポップUP!』ですが、現在では1%台まで下落。『昼上がりのオンナたち』は“テコ入れ”の一つだと考えられるものの、ドラマ初回放送日の20日は世帯平均視聴率1.8%だったのに対し、前日19日と翌週23日は1.6%で、ほぼ変動なし。テコ入れに意味はあったのか……」(同)
瀬尾氏が語ったエピソードには批判が上がり、『昼上がりのオンナたち』も爆死。それでも『ポップUP!』は、引き続き不倫の話題を取り上げていくのだろうか?