TOKIO・松岡昌宏、「夜中に考えて解決することなんて基本ない」「無理に気分を上げなくていい」悩みを抱える人へ語ったこと
なお、近頃は芸能界でも悲しいニュースが相次いで報道されているが、松岡は「悲しいことに自分の命を自分で絶つってことが多いです、近年」と切り出すと、「それはたまんないです。どこに(気持ちを)持っていっていいかわからないっていうね……」と正直に告白。「『なんでだろう』って思うんだけど、わからないです」「自分で命を絶つ人が、自分自身のことをわかってないから。その人のことがわかってないのに、俺たちがわかるわけないんです」と複雑な心境を漏らした。
その上で、自ら命を絶つことは「残されていく人の気持ちとかそういうものを一切……究極の一方通行なんですよ」とも語り、「俺はなんで自殺が嫌いかっていうと、亡くなった人がいなくなるのは悲しいのはもちろん、けんかすらできない。けんかすらできないってことは、仲直りもできない。なんだったら、けんかしてそのまんま縁切ることすらできないじゃん。そこのつらさだと思う」と分析。
「この持っていき場のない気持ちが嫌なんです」「『なんで気づいてあげられなかったんだろう』って俺も思うよ。でも気づかない。計画性がある人だったらわかるかもしれない、まだね? でも、突発性の人なんてわかるわけないって。家族だってわからないって」と残された人の心情に寄り沿う場面も。
そして、「夜に考えない」「起きていないことで悩まない」ことが「一番最悪な行為を防ぐきっかけになればいいかなと思って、あえて日曜日の朝に話してみました」と締めくくった。
この日の放送に、ネット上では「松岡さんのメンタルヘルスケア、いつも大変ためになる」「松岡くんが悩んでるリスナーさんたちに一生懸命心を込めて話してること伝わってくるよ」「訃報が続いたもんね……」「悲しい寂しいばかりのコメントよりずっとしみる。そしてものすごくマボさんの悲しみと無念さが伝わる」「まぼちゃん自身も本当につらい中でいろいろ話してくれてありがとう」「当たり前のことを幸せと思って 毎日生きていくよ」などの声が集まっていた。