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TOKIO・松岡昌宏、「夜中に考えて解決することなんて基本ない」「無理に気分を上げなくていい」悩みを抱える人へ語ったこと

2022/05/17 17:49
華山いの(ライター)
サイゾーウーマンより「放送文化基金賞」を贈呈いたします(C)サイゾーウーマン

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。5月15日の放送では、松岡が生きづらさを感じる人や悩みのある人に向けてメッセージを送った。

 オープニングで「みなさんご存じ、最近ネガティブなニュースが多くて。この時代ですから結構そういったメッセージも来てるんで」「今日はそんなメッセージも紹介しながら。日曜日の朝ですから、僕は逆に『いいな』とも思っていて。何がいいのかは、あとでちょっと説明しながら放送したいと思います」と語り始めた。

 5月は学校や会社など新しい環境で気を張っている人が多い中、梅雨に向けた気圧の変化で体にも不調が出やすいことから、「自ずと心もどよーんとするじゃん。そういう時だと思うの」と話し、「毎年思ってるんだけど『5月は気をつけろ!』って自分に言い聞かせてる」「もう絶対憂鬱になるのわかってるから」と明かした。

 そんな松岡は、「人間っていうのは“嫌なことがあってもコレがある”っていうポジティブなほうがちょっと強ければ、乗り越えられるのよ」と持論を展開。松岡自身は「いわしがおいしい季節になってきたね」など、旬の食べ物を晩酌のアテにするのを喜びにするなど、“小さな楽しみ”が大切だと考えているそう。

 その「小さい幸せに気付けなくなってきたときって、意外に危ないサインだと俺は思ってる」「5~6月の梅雨入りらへんは、今までの経験からして、“ちょっと気が抜けてやべえときだから、ちょっと気をつけよう”っていうのは、ここ10年以上は思ってる」と語った。

 このようにあらかじめ「(この時期は)何か起きるぞ」と「自分の心に保険をかける」ことで、気分が落ち込んだときでも「『はいはい、やっぱきましたね』って。ちょっとつらいこと、とってもつらいこと……普通だったら100%落ち込むことも、頑張れば80%に抑えられる」と、わずかでも心の負担を軽減できるという。

 その後松岡は、人間関係に悩みを抱えるリスナーから寄せられた「気分が落ち込んでしんどいときは、どうやって気分を上げていますか?」という質問に、「今言ったように、何か小さいこと、当たり前のことに感謝する」「新しいものじゃなくて“今あること”に感謝するっていうことが“一番手っ取り早い”って言ったらおかしいけど……。ちょっとネガティブなモヤモヤが消える。『飯食えてるよね』とか『うまいビール飲んだよね』とか、すげぇ小さいこと」に感謝するのが大事ではないかと回答。

 また、「(無理に気分を)上げなくていいの。元気な時は上げられるけど、元気がねぇと上げられねぇんだ」「上げられないときに無理をするから、もっと疲れる。そういうときは上げない。しょうがない」と、決して無理するべきではないとの考えを示した。

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