[連載]あの人いま、インターネットで何してる?

眞鍋かをり、『鬼滅の刃』イラストが異様にうまい! かつての「ブログ女王」は「お絵描き」に目覚め……上達感じるビフォーアフター

2022/05/19 20:00
浦島茂世(うらしま・もよ)

眞鍋かをり、『鬼滅の刃』にハマりすぎて“ボヤ騒ぎ”の過去も

 眞鍋さんの絵を初期からずっと見ていくと、当初から目尻や眉毛の描き方など顔まわりがものすごく上手。だから「以前からずっと描いたからでしょ?」って思いますよね。

 ですが、眞鍋さんは『鬼滅』にハマりすぎた20年12月に、「元々ヲタクではなかったので、人生で初めて2次元に推しカプができてしまって心の置き所がわからない…まいにちpixivでお腹いっぱいになるまで二次創作あさってしまう日々…」(原文ママ、現在は削除)と、二次創作作品について無邪気にツイートしてしまい、ファンから「二次創作は隠れて楽しむのがマナー」とツッコまれ、ボヤ騒ぎを起こしています。それくらい“界隈”のことを知らなかった眞鍋さんが、イラストという新しい楽しさに目覚めたことに胸が熱くなります。

 そんな眞鍋さんだからこそ、昨年9月放送の『復活!令和もお笑いマンガ道場』に出演してほしかったです。この番組は、名バラエティ番組『お笑いマンガ道場』(1976〜94年放送、中京テレビ)が一夜限りに復活したもので、きっともう一回くらいは放送されるはず。眞鍋さんは、かつて『お笑いマンガ道場』のレギュラーを務めた川島なお美さんと同じくワインエキスパートの資格も持っていますし、復活版の出演者には絶対適任。この願いが中京テレビの人に届くよう、西のほうを向いて祈っています。

浦島茂世(うらしま・もよ)
美術ライター。1日の大半を芸能人・有名人のSNS閲覧に費やす。著書に『東京のちいさな美術館めぐり』(ジービー)、『猫と藤田嗣治』(エクスナレッジ)など。趣味はドトールコーヒーショップのBGMを曲名検索アプリにかけること。

最終更新:2022/05/19 20:00
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