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日本もある話では?

ラブコメの女王ことメグ・ライアン、『愛と青春の旅だち』デブラ・ウィンガーほか……ハリウッドを去ったセレブの告白

2022/05/02 20:43
堀川樹里(ライター)

 こうしたハリウッドの「熟年女優は用無し」と言わんばかりの性差別的な扱いにジーナは憤りを感じ、大衆文化におけるジェンダーの役割、性差別や格差、ステレオタイプの女性像、男性像をなくしたいと決意。

 2004年、「ジーナ・デイヴィス・インスティテュート」という機関を設立し、性差別や格差をなくすよう映画会社に働きかる活動に力を注ぐようになった。

 17年にハリウッドで#Me Too運動が巻き起こると、ジーナがコツコツ行ってきた活動が注目されるようになり、19年には「長年ジェンダー格差の撲滅に取り組んできた」功績が讃えられ、アカデミー賞の名誉賞にあたるジーン・ハショルト友愛賞を授賞。

 今年1月に受けたポッドキャストのインタビューでは、「主演俳優から、彼の恋愛対象を演じるには私は年をとり過ぎていると言われた。私は彼よりも20歳年下なのに」と暴露。

 「とても奇妙なことだけど(ハリウッドでは)これが普通なの」「女優のピークは20、30代。俳優のピークは40、50代」「主演俳優が自分を若く見せたかったり、若者層のウケを狙う時、彼らは共演者を自分よりうんと年下の若い役者で固める。だから、恋愛対象役も若い女優に与えられる。40や50歳代ではキャスティングすらされなくなってくるの。恋愛相手には年をとり過ぎているからね」と、ハリウッドの悪しき実態を語り話題になった。

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2022/05/02 20:44
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