嵐・二宮和也、不登校の中学生に「こんな貴重な経験ない」「日常は覚えておいたほうがいい」とメッセージ
嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。4月17日放送では、二宮が不登校の学生に向けてメッセージを送った。
きっかけとなったのは、番組で取り上げられた「学校にあまり行けていません」という中学生からのメール。二宮は、学校に行くことが必ずしも重要ではないという自身のスタンスを明かしつつ、「わからないしね。その子がどこまで痛みを伴っているのか。クラスで人がしゃべっている音だとか、生活音だとかが苦手になってるときにさ、突発性難聴みたいなことになってさ」と身体的にも影響が出かねないとコメント。
また、「自分が学校に行けなかった、行かなかったとか、行くとつらくなってたとか、つらいことかもしれないけど覚えておくべきだよね」と話し、「こんな貴重な経験ないんだもん」と不登校も一つの経験だと捉えられるとのこと。
「行かないことで、少しでも気持ち楽になるんだったら、その時の日常は覚えておいたほうがいいよね」と、日記などに書いて覚えておこうとアドバイス。あらためて「逆説的に言うと、こんな貴重な経験ないから!」と伝えていた。
また「僕もそこまで得意じゃないもん。コミュニケーション自体は」と言いつつ、ラジオなどで自身の考えを好き勝手に話せる環境は助かっているとのこと。また、「お父さんお母さんも『間違った教育しちゃったのかな』って思ってもおかしくないじゃん。でも、(登校するのは)無理なんだよ」と親にもメッセージ。
そして最後には「俺は、真面目なものは真面目に答えようと思ったんです。偉くないですか?」と照れ隠しのようにふざけつつ、自身の言葉については「こうしなさいってことではないから」と呼びかけたのだった。
この日の放送に視聴者からは、「もう何度目かの目からウロコ落ちまくり」「まさに珠玉の言葉」「あくまで貴重な経験って言葉使うのいいなあ」という声が集まっていた。