園子温、“性行為強要”を次々反論も「映画界で擁護の声は皆無」? 水原希子、鈴木砂羽ら情報発信続く
映画監督・園子温が、4月15日発売の「フライデー」(講談社)で直撃取材に応じている。今月5日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)にて、複数女優から“性行為強要”を告発された園監督は、報道内容に反論する姿勢を示しているが、「世間からの批判や、有名女優たちによる情報発信も相まって、“孤立無援”状態となっている」(映画誌ライター)ようだ。
「『週女』は、園氏が映画監督という立場を利用して、作品への出演を条件に複数の女優へ性的関係を迫ったとスクープ。記事には、実際に『仕事あげるよ』と言われて関係を持ったという女優や、無理やり襲われそうになった女優の証言なども掲載されました。しかし、園監督は同誌の取材に対して『何の話ですか』『ありえないですね』と完全否定。『週女』発売翌日の6日には、所属事務所・シオンプロダクションの公式サイト上で声明文を発表し、『事実と異なる点が多く』『代理人を通じて、しかるべき措置をとって参る』と表明しました」(スポーツ紙記者)
そんな中、今回「フライデー」の直撃に応じた園監督は、「映画の役をちらつかせて、肉体関係を迫るなんてあり得ません」と、あらためて「週女」の報道内容を真っ向から否定。やはり「事実と違う点が多い」「法的措置も視野に入れて、対応しようと考えています」と主張している。
「園監督は、同14日発売の『週刊文春』(文藝春秋)にも登場し、『フライデー』と同様に『週女』のスクープに反論していました。一方で、世論は『実際に被害を訴える女優がいるのに往生際が悪い』『法的処置を取るとか、被害女性に対する脅しにしか聞こえない』と、園監督の姿勢に批判的。近頃芸能界では、榊英雄や木下ほうかも性行為の強要を告発されていますし、『週女』の報道以降、有名女優たちが業界にはびこる性被害問題について次々と声を上げている状況も、世論に影響しているとみられます」(前出・ライター)
一方、園監督が手がけた『紀子の食卓』(2006年公開)で映画デビューした吉高由里子は、園の声明文が公開された同日、自身のTwitterに「はぁ… なんかそんな件で名前を聞きたくなかった方々が… よくない。優越ある地位を利用して夢に向かう姿を欺くなんて」(原文ママ、以下同)と、意味ありげな内容を投稿。
また、8日には橋本愛がインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)に「昨今の映画業界の件ですが、被害者となるのは女性だけなのでしょうか?とふと疑問に思いました」などと意見をつづった。
「また、14日には鈴木砂羽がメディアプラットフォーム『note』上で、自身が過去に体験した映画監督とのやりとりを告白。吉高、橋本と同様に、個人名は明かしていないものの、“立場を利用したハラスメント行為”を糾弾する内容とあって、ネット上では『園監督の件で声を上げた?』『一連の報道を受けての発信か』と推測する声が集まっています。なお、同日発売の『文春』には水原希子がコメントを寄せており、過去に仕事上で経験したセクハラ被害や、園監督は業界内で“悪評”が立っていることを暴露。もはや、映画業界で園監督を擁護する声はほぼ皆無に等しい状況ですが、それでも本人は法的措置に踏み切るのでしょうか……」(同)
果たして園監督は、自らの潔白を証明できるだろうか。