菅田将暉、NHK『鎌倉殿の13人』登場も「怖すぎ」「サイコパス」!? 新垣結衣も“強烈キャラ”で反響
2月27日に放送された小栗旬主演のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第8話。放送後、菅田将暉演じる源義経の“強烈なキャラクター”が、ネット上で話題を集めた。
同作は、過去にNHK大河『新選組!』『真田丸』を手がけた三谷幸喜が脚本を担当。小栗演じる北条義時の半生を、源平合戦や鎌倉幕府の誕生、源頼朝の死後まで通して描く。
第8話では、挙兵した源頼朝(大泉洋)率いる軍勢が数を増やしていく中、さらに畠山重忠(中川大志)や、武田信義(八嶋智人)を味方にすることに成功。3万人もの手勢を率いて鎌倉の仮御所に入った頼朝に対して、前妻・八重(新垣結衣)の父親である伊東祐親(浅野和之)は、決死の覚悟で戦うことを決意する……といった内容だった。
「頼朝一行の動きと並行して、第7話で彼らと合流するべく奥州を発った義経の動向も描かれました。道中で義経は、弓で射たウサギをめぐり、野武士と諍いを起こすことに。義経は、弓で矢を遠くに飛ばせたほうがウサギをもらうとの条件で野武士に勝負を提案しましたが、この際、野武士を至近距離から弓で射ち、だまし討ちのような形で殺害するシーンがあったんです」(芸能ライター)
その後、部下の武蔵坊弁慶(佳久創)に「御曹司ならば、真っ向勝負でも勝てたのではござらんか?」と質問されるも、義経は笑顔で「無理、無理」と返答。さらに終盤では、潮の匂いを嗅ぎつけた義経が「海が見たくなった、行くぞ!」と弁慶を置いて海に走り出すなど、かなり奔放な性格として描かれていた。
こうした義経のキャラクターについて、視聴者からは「完全にサイコパスでしょ……野武士を殺すシーン怖かったわ」「義経、こんなにヤバいキャラなの!?」「義経は何をしでかすかわからない怖さがある」「底知れなくて怖すぎるけど、義経から目が離せない!」などと、衝撃の声が続出している。
「弱い者に同情し肩を持つ『判官贔屓』の語源でもあり、悲劇のキャラクターとして描かれることの多い義経が、こうしたクセの強い人物となったことに、視聴者は衝撃を受けたようです。なお、2月6日に放送された第5話では、八重が平家側の作戦を聞き、現在の夫・江間次郎(芹澤興人)の説得も聞かずに、頼朝に作戦を告げるべく舟を出させるシーンについて、ネット上で『悪女かよ!』『このドラマで一番嫌な女』などの反響を集めました。今後も、彼らのように強烈なキャラクターが視聴者を惹きつけるかもしれません」(同)
ドラマ公式サイトでは、三谷が「タイトルも含めて“今までの大河とはちょっと違う”的なものにしたい」と語っていたが、義経や八重のようにインパクトを残す登場人物が現れることに期待したい。