TOKIO、ヒット曲披露に「抵抗」し番組出演取り下げに!? 「その曲じゃなかったらいりません」と言われた過去明かす
TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が3月2日に放送され、歌手の森山直太朗がゲスト出演。女性代表ゲスト枠「エンジェルちゃん」としてお笑いコンビ・ハリセンボンも登場した。
今回、スタジオにはキャンプセットが用意され、焚火を囲みながら森山がリクエストした熱燗や国分太一おすすめのキャンプ飯を味わいつつ、さまざまなトークを展開。その中で森山が「ハモるのが得意」と明かし、森山のギターの演奏に合わせて全員でザ・ブロードサイド・フォーの「若者たち」を歌う場面があった。
スタジオの照明を落とし、まったりとしたキャンプセットの中で歌うことはこれまでになかったため、松岡昌宏は「こういうふうにテレビで歌ったの初かも」とうれしそう。国分も「気持ちいいな。気持ちいいわ、こうやって歌うと」と満足そうだった。
続けて、森山の提案でTOKIOの「LOVE YOU ONLY」をバラード調で歌うことになり、「リーダー弾きます?」と森山に声をかけられた城島茂が、ギターを演奏しながらコーラスを担当。主旋律を松岡と国分が歌い、さらに森山がハモるというぜい沢すぎるコラボが実現した。
歌い終わった後、城島は「いい歌やな、これ」としみじみコメント。森山が「いやぁ、よかった今日来て。うれしい!」と喜びをあらわにすると、国分は「これはねもう、完全に直ちゃん(森山)にやられたね」と言いつつ、「いや、歌うと思わなかった!」と言いつつもどこかうれしそうな様子。
また、松岡は「ちゃんと歌ってないですもんね、我々」と国分に投げかけ、「『Only You』しか歌ったことない」とのこと。「これ恥ずかしいな!」と歌ったことに照れる国分に同調しながら、「ごめん、残って(撮り)直しやらせて!」と冗談を飛ばしていた。
その後は、ヒット曲への向き合い方について話が及び、国分は楽曲名こそ明かさなかったものの、「僕ら、『これでお願いします』ってことが続いたりしてね。『またこの曲歌わなきゃいけないんだ』っていうときはありました」と音楽番組出演のウラ側を告白。「抵抗もしました」と赤裸々に明かした。
国分によると、スタッフを通じて番組側に「この曲で歌いたい」という意志を伝えたこともあったそう。しかし、「結局、『その曲じゃなかったらいりません』って言われる」(松岡)こともあり、「うちの番組はそれをやってもらいたいんで、その曲じゃないんだったら別に出ていただかなくて結構です」と、番組サイドから出演を取り下げられそうになったこともあるとか。
城島も、「3曲代表曲がある中、1曲削って新曲を突っ込ませてもらおうか」などと、番組サイドと駆け引きをすることがあったと語った。
さらに国分は、「だから何かヒット曲っていうことでもないけれども、一時自分たちの代表曲がどうしても好きになれないときがあるんだけど。一周すると、どうしても『あの曲に助けられたし、あの曲ってやっぱりよかったな』って思えたっていうことが、また何か喜びに変わるっていうか……」と曲への向き合い方を熱弁していた。
この日の放送に、ネット上では、「『LOVE YOU ONLY』のメインは今はいない長瀬(智也)くんと山口(達也)くんだから、3人の歌声は新鮮だけど、どこか懐かしくて感動で震えた」「久しぶりのTOKIOの歌声に涙腺崩壊」「いろんな葛藤があって歌番組で同じ曲ばかり歌ってたんだと思うとほんと感謝しかない」「なかなか聞けない深い話だね」「今日の放送は間違いなく神回」などと、さまざまな反響が寄せられていた。