サイゾーウーマン暮らしカラダ「冬季うつ」自宅でできる解消法3つ 暮らし 女性の悩みを解決! 【薬剤師監修】冬は布団から出られない……もしかして「冬季うつ」かも!? 自宅でできる手軽な解消法3つ 2022/02/15 13:30 相田彩(薬剤師) 女性のカラダ 2.冬の過眠改善には「日光浴」が重要 冬は太陽が出ている時間が短くなるため、日光を浴びると分泌される「セロトニン」というホルモンの量が減ります。セロトニンが不足すると、気持ちの落ち込みや、気分の不安定さが生じると考えられているのです。 また、「メラトニン」というホルモンの分泌も日光と深く関わっています。メラトニンは日光を浴びてもすぐには分泌されず、約14~16時間後に分泌され、睡眠のリズムを整える作用があるのです。そのため、日中に浴びる日光の量が少ないと、メラトニンがうまく分泌されず、睡眠のリズムが乱れてしまいがち。 これらのことから、冬季うつは、日光を浴びることが一番の解消法なのです。そこで、日光浴のポイントを以下に3つご紹介します。 2-1.朝はできるだけ日光を浴びる 日中に太陽の光を浴びると、セロトニンの分泌を促進する効果アリ。また、セロトニンは、睡眠リズムに関係しているメラトニンの原料にもなります。これらのホルモンを分泌させるために、朝起きたらすぐにカーテンを開け、できるだけ日光を浴びましょう。そうすることで、体内リズムも整ってきますよ。 2-2.部屋の照明を明るくする 日常生活でも、薄暗い照明などは避けましょう。室内の照明も、間接照明など弱い光のものではなく明るいものを選び、電球を光の強い蛍光灯に変えるのもおすすめです。さらに、波長の短い、青色の光も効果的だといわれています。 2-3.くもりでも日光浴が大切! 室内でもOK 日光を浴びるタイミングは、前述の通り、朝起きたときがおすすめ。たとえくもり空でも、日光を浴びることが大切です。くもっていても、一般的な照明よりはるかに強い光を浴びることができますし、無理に外に出なくても、室内の窓際でひなたぼっこをするだけで効果がありますよ。 次のページ 3.冬季うつを改善する生活のポイント 前のページ1234次のページ 楽天 キャラでわかる!はじめての漢方薬図鑑 関連記事 【薬剤師監修】「正月太り」を解消する3つの方法! 増えた体重を元に戻すダイエットのコツとは?【薬剤師監修】突然足がつる「こむら返り」の予防法4つ! 就寝&運動時の応急処置法も解説【薬剤師監修】風邪をひいたときの“NG行動”3つ! 寒気には「葛根湯」(かっこんとう)がおすすめなワケ【薬剤師監修】「冷え」から体を守る3つの方法を解説! 体を芯から温めるには?「腸活」にいい食材3選、管理栄養士が解説! 「和食」が最強? 便秘解消&ダイエットに効果アリ!?