ジャニーズWEST、新曲が初日14万枚! 露出増でも「3連続売り上げダウン」でファン「嘘でしょ?」
ジャニーズWESTの最新両A面シングル「黎明/進むしかねぇ」が、1月25日発表のオリコン週間シングルランキングで初登場1位に輝いた。ドラマ、バラエティ、CMソングとタイアップに恵まれた作品だったが、初週売り上げが20万台に届かなかったことで、ファンは「正直悔しい」「こんなにいい曲が揃っているのに、どうして?」とショックを受けているようだ。
ジャニーズWESTにとって18枚目のシングル「黎明/進むしかねぇ」は、初回盤A・Bと通常盤の3形態をリリース。「黎明」は、メンバーの小瀧望主演ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』(テレビ朝日系、毎週土曜午後11時30分~午前0時放送)の主題歌に起用されており、もう1曲の「進むしかねぇ」も、ジャニーズWESTの冠バラエティ番組『あなたの代わりに見てきます! リア突WEST』(同)のテーマソングとなっている。
さらに、通常盤収録曲の「微笑み一つ咲かせましょう」は、1月1日より放送されている山崎製パン「ランチパック」の新CMで使用されるなど、ファン以外の人たちもテレビで耳にする機会が多い。そんな中、1月18日付のオリコンデイリーランキングが発表され、「黎明/進むしかねぇ」の初日売り上げは14万2,961枚で第1位を獲得。しかし、昨年7月発売の前作「でっかい愛/喜努愛楽」の初日セールスは15万1,235枚だったため、8,000枚ほどダウンとなった。
「今作は、初回盤A・Bと通常盤に封入される“視聴ID”を各1枚ずつ、計3枚一口で特設サイトに入力すると、『ジャニーズWEST 大忘年会 2021』と題したストリーミング配信が見られる特典付きです。2月28日までの期間限定配信とあって、熱心なファンは3形態すべて購入していることでしょう。しかし、初日の段階で前作の売り上げを下回ってしまったため、ネット上のファンは『前作より売れてなくてあぜんとした』『売り上げ下がったのが悲しすぎてヘコむ』『初日14万って、嘘でしょ?』などと落胆。また、『もっと売れてほしいから、追加で買ってくる』『さすがに前作の数字は超えたい。CD追加します』と奮起するファンも多く見られました」(ジャニーズに詳しい記者)
近年のジャニーズWESTのシングルを遡ると、19年10月発売の「Big Shot!!」(初週16.7万枚)以降は初週20万台が続いていた。20年6月リリースの「証拠」は21.2万枚を売り上げ、サンボマスターのボーカル兼ギター・山口隆が楽曲提供した21年1月発売の「週刊うまくいく曜日」も22.7万枚とわずかにアップ。しかし、シンガーソングライター・あいみょんが作詞と作曲を手がけた昨年5月発売の「サムシング・ニュー」は21.7万枚、昨年7月の前作「でっかい愛/喜努愛楽」が20.3万枚とギリギリ20万台で持ちこたえていたところ、「黎明/進むしかねぇ」の週間売り上げは19.5万枚にとどまった。「サムシング・ニュー」から最新シングルまで、売り上げは3連続で右肩下がりの状況だ。
「『黎明』は深夜枠とはいえ、メンバー主演ドラマの主題歌ですし、『進むしかねぇ』が使われている『リア突WEST』は昨年10月より日曜の深夜から午後1時台に放送枠を移動し、全国ネットにも進出しました。こうして、ドラマやバラエティなどへの露出は増えているものの、シングルの売り上げは徐々に下降している状況なんです。そのため、ファンは今回のシングルをなんとしても20万台に乗せたかったようで、SNS上でCDを追加購入する“追い黎明”を呼びかけていたのですが、初週ランキング発表時点では、わずかに届きませんでした」(同)