スタッフのコロナ感染が原因じゃない!? アデル、ラスベガス公演を「24時間前ドタキャン」でファンも困惑
しかし、新型コロナウイルスのオミクロン株感染者は昨年末から急増しており、グラミー賞やアカデミー賞授賞式などのアワードが早々に延期発表していたため、ファンが現地入りする前に公演日を変更できなかったのかとの批判も。一部のファンからは、「(アデルがお詫びの品として申し出た)しょぼいTシャツをもらうためにベガスまで来たんじゃない!」と怒りの声も出ている。
英大衆紙「ザ・サン」は、アデルがドタキャンを発表する直前に、定期公演の舞台デザイナーを務めるエスメラルダ・デヴリンと激しく口論していたという関係者の話を紹介。エスメラルダとは2016年のツアーでも一緒に仕事をしているが、アデルはエスメラルダが今回の公演用に仕上げた舞台セットに不満で、面と向かって「これじゃムリよ!」と言い放ち、激しい口論に発展。「ただでさえ緊張で気持ちが張り詰めていたのに、彼女と言い争ったことでアデルはパニックに陥ってしまった。(この定期公演は)なにもかも完璧じゃないといけないと、アデルは必死になっている」と報じた。
ほかの関係者も、アデルが今回の定期公演の舞台に関する変更指示を「きりがないほど出す」ため、「みんなアデルが一体どのようなショーにしたいのか、よくわからない状態になっている」と証言。もともとアデルは生パフォーマンスに過剰な不安を抱きやすいうえ、「とても豪華なショーにしなければというプレッシャー」を感じており、それがドタキャンにつながったのかもしれないと示唆した。
アデルは離婚をきっかけに不安障害を発症。メンタルを安定させるために始めたトレーニングで45kg減量したと告白している。今回、ショーを成功させようとストレスフルな状態が続いた挙げ句、公演をドタキャンしたため、ネット上では多くのファンがアデルの精神的ダメージや体重減少を心配している。