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妹に自叙伝のプロモーションに利用された?

ブリトニー・スピアーズ、妹に「自叙伝を売るために私に関するデマを流すな!」と通告

2022/01/22 18:25
堀川樹里(ライター)
名誉毀損も辞さないブリトニー・スピアーズ(写真/Getty Imagesより)

 歌手のブリトニー・スピアーズ(40)が、自叙伝のプロモーション活動でメディア露出が増えている10歳年下の妹ジェイミー・リン・スピアーズ(30)に対してインスタグラムで怒りを爆発。「本を売るためにガセを言いふらすな!」と、名誉毀損で訴えることも辞さないとの通告書を突きつけた。
 
 2021年6月、13年間続いた成年後見制度を終わらせるために裁判所にリモートで出廷し、金銭だけでなく仕事も私生活も父親ジェイミー・スピアーズの監視下にあると激白したブリトニー。2人の息子に資産が渡るようにとブリトニーが立ち上げた信託「SJB Revocable Trust」の受託者に2020年に就任した妹ジェイミー・リンや、ブリトニーの財産管理者になりたいと裁判所に要求していた母リンについては具体的に語らなかったものの、「家族を訴えたい」「ひどい仕打ちを受けた」「裏切られた」と強い口調で話していたことから、母や妹もブリトニーを“搾取”していたと見る向きが強い。

 ジェイミー・リンはインスタグラム・ストーリーで、「(ブリトニーの置かれた状況については)姉が自分の口で話すまでは発言を控えていた」「幸せを祈っている」と弁解したものの、ブリトニーはスルー。17年に妹が自分の楽曲をパフォーマンスしたことが本当に嫌だったと批判し、自分の味方になってくれなかった妹に対し、根深い怒りを抱えているとみられていた。

 一方のジェイミー・リンは1月18日に自叙伝を発売。『Things I Should Have Said(わたしが言うべきだったこと)』とブリトニーを強く意識したタイトルで、小さかった頃は姉妹以上の深い絆で結ばれていたブリトニーの言動が「不安定で、パラノイア(偏執/妄想)的、スパイラル(旋回)的」になっていき戸惑ったなどと書かれている。

 ジェイミー・リンは、本のプロモーションのために受けた米ABCニュースの単独インタビューで、「ブリトニーの成年後見人制度が始まった時、自分は17歳で、なおかつ出産間近だったから、それどころじゃなかった」「受託者の件については深く考えていなかった」と、彼女の資産を目当てにしたことは一度もないと主張。くだんのパフォーマンスについても、「あれは姉へのトリビュートだったのに、なぜそう思っているのか」と戸惑い、「姉のことを今でも100%愛している」と涙した。

 その後、配信されたポッドキャスト『Call Her Daddy』Part.1でも、ブリトニーが2002年頃に変わってしまい、ナイフを持って自分の部屋にこもったために恐怖を感じたと回想。ブリトニーとジャスティン・ティンバーレイクの破局も「姉が悲しんでいる姿を見て、心が痛んだ」などと語った。

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