「元極妻」芳子姐さんのつぶやき123

元極妻が考える「死刑になりたい人たち」の気持ち――事件を起こす原因は“寂しさ”

2022/01/16 16:00
待田芳子(作家)

恋人ができれば事件が減る!?

 まあヤクザにならなくても、彼女ができたり結婚できたりするだけでもいいんだけどな……と思っていたら、「炎上商法」の橋本琴絵さんのブログが話題のようです。

 橋本さんのnoteには、ニートの中年男性が有名大卒の女性と結婚した話既婚アイドルに貢がされた男性の復讐ストーリーなどが満載です。

 このニートさんは、高学歴の若い女性と結婚するための理論を考えて実践されたのですが、橋本さんの記事はかなり個人的なことまで書かれていますね。掲載の許可は得られているのでしょうか? 私もオットやオットの元兄弟分たちのことを書く時など身バレに気をつけてますが、もっと気をつけようと思いました。

 まあニートさんご夫妻はお幸せとのことで、元極妻ごときが何か申し上げるのもおこがましすぎるのですが、「パートナーを探すのに頭を使う時代」というのはすごいです。

 話がそれましたが、死刑になりたくてやらかす若者は寂しいだけでしょうから、素敵な恋人ができれば事件が減る気もします。


 ちなみに、だいぶ前にテレビで見たクレーム処理の専門家さんは、「普通じゃないクレーマーは、ほぼ家庭に問題がある。いろいろ話すうちに家庭の愚痴が出てきて、こちらが聞いているうちに怒りが収まってくる」というようなお話をされていました。「普通じゃないクレーム」と「殺人」ではだいぶ違いますが、根っこは同じ「寂しさ」ですね。

待田芳子(作家)

待田芳子(作家)

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻。夫とは死別。本名・出身地もろもろ非公開。自他共に認める癒やし系。著書に『極姐2.0 旦那の真珠は痛いだけ』(徳間書店)がある。

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最終更新:2022/01/16 16:00
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