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逆に見たくなる?

東山紀之『おとなの事情』明石家さんま『漁港の肉子ちゃん』山崎賢人『夏への扉』ほか「2021年大コケ映画」5選

2021/12/31 12:00
サイゾーウーマン編集部

 一方、アニメ映画では、『シン・エヴァ』や『コナン』などがヒットした中で、やはり“大爆死”した作品もある。

「6月11日公開の『漁港の肉子ちゃん』は初登場7位にランクインした後、翌週も10位で踏ん張りましたが、3週目は圏外に。直木賞作家・西加奈子の同名作品を明石家さんまプロデュースでアニメ化したもので、声優にはさんまの元妻・大竹しのぶや、木村拓哉と工藤静香夫妻の長女・Cocomi、人気声優の花江夏樹や下野紘などを起用。公開前はやたら宣伝されていた印象ながら、公開後はほとんど話題に上りませんでした。原作小説は累計発行部数35万部超えのベストセラーなのですが、それよりも“さんまの映画”というイメージが強かったのが敗因かもしれません」(前出・ライター)

 また、7月9日公開の『100日間生きたワニ』も、神木隆之介や中村倫也、新木優子、山田裕貴といった豪華俳優陣に、話題の声優・木村昴など人気どころを集めていたが、初週から映画ランキング入りを逃した。

「原作は、ネット上で反響を呼んだイラストレーター・きくちゆうき氏の4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』ですが、この4コマを好んでいたファンの間では、映画化が発表された当初から『なんか興ざめ』『ワニくんのことを思うと、映画の話は受け入れがたい』といった声が出ていました。さらに、4コマ版がはやった時期からだいぶたって映画が公開されたこと、“63分”という短い上演時間ながら通常料金だったこともあって、わざわざ見に行く人が少なかったとみられます」(同)

 22年も1月からさまざまな映画が公開されるが、どのような作品がスタートダッシュを決められるだろうか。

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最終更新:2021/12/31 12:00
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