コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第581回】

坂上忍『バイキング』も消滅させられる? 政権批判の番組が減少、骨太コメンテーターの降板も続くテレビ業界

2021/12/07 21:00
神林広恵(ライター)

 石田純一が「女性セブン」(小学館)と「女性自身」でダブル特集されている。だが、これまでとは違い、今回ばかりは笑えないというか、かなり深刻なようで――。

 まずは、どちらかというと深刻度の薄いのが「セブン」。先ごろ石田の娘・すみれが結婚と妊娠を発表した、その内幕を記事にしているのだが、すみれは結婚報告を父親の石田になかなかしなかったという。その理由は簡単。

「パパに言ったらネタとして話されて、先に漏れてしまうかも」

 おっしゃる通りだと思う。しかし記事には石田のこととは別に少し心配な記述が。それがすみれの夫となったAさんの“素性”だ。「セブン」によると、Aさんは高校時代、窪田正孝もいたらしい「Jamming Flow」というアイドルグループで活動。現在は実業家らしいのだが、その“実業”の詳細は不明。すみれの知人がAさんに関するこんなコメントを寄せているのだ。

「(Aさんは)お金に無頓着で稼ぐということに執着せず、すみれの家に転がりこむようにして同棲を始めたとか」

 実業家なのに、お金に無頓着で稼ぐことに執着しない!? どんな実業家だ? 大丈夫か、すみれ!

 そして、もっと深刻なのが「自身」が報じた石田の“現状”だ。葉山の別荘に続き都内の3億円豪邸を売却するという石田。その理由のひとつは石田の収入減だというが、それだけでなく、妻・東尾理子との不和説も浮上しているのだとか。

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