コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

大久保佳代子の下ネタが、コンプライアンスに抵触しない2つの方法――「天才」だと思った『かりそめ天国』の一幕

2021/12/02 21:00
仁科友里(ライター)

 大久保サンは同番組で、京都の高級ホテルに泊まって1人でダラダラする企画に登場していた。ロビーの窓から外を眺めたとき、大久保サンは菜々緒ポーズのようにおしりを突き出した。ここで「私のおしり、どうですか?」などと口にしたら下ネタになってしまうし、見ている側のスタッフや出演者が大久保サンを褒めたとしても、このやりとりをセクハラだと感じる視聴者もいるだろう。

 そんな中、大久保サンは無言でおしりを突き出していたのだ。これによって、彼女の行動をエロとみなすか、偶然そういう格好になったと思うかは、見ている側の判断にゆだねられる。

 同番組司会の有吉弘行はエロだとみなしたようで、「アピールの仕方が古いね」とツッコんだが、これも時代に即しているといえるだろう。ひと昔前なら「そんなもの見せるな!」というように、「おしりの見た目が悪いから見せるな」といった意味合いのコメントが飛んだかもしれないが、それだと視聴者が不快に思ったり、セクハラだと感じるかもしれない。有吉は見た目という“危険ゾーン”には触れず、ツッコむことも忘れなかったわけだ。

アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 幼馴染は一卵性の獣~スパダリ双子とトロトロ3人生活~
  2. 今宵あなたとひたむき淫ら
  3. 水着をズラした彼のアソコは超XL~更衣室で肉食獣みたいに攻められ乱れて入ります!?~
  4. ニセモノの恋なので溺愛はいりません
  5. アソコのサイズが見えるようになったのですが!?~通常サイズがほとんどなのに会社の隣の彼がXL!?~
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト