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伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

セリアのプラダン、100均マステ、ラップでOK! 整理収納のプロが教える「汚れない家」にする10のコツ

2021/12/27 17:00
伊藤まき(収納ライター)

セリアのプラスチックの水切りカゴを(C)maki_organize

 プラスチックゴミを減らして「長く丁寧に使う」教えは、現代では実行が難しいことも。筆者は、ステンレス製の「水切りカゴ」を使っていましたが、水アカ落としに苦戦したのに懲りて、プラスチックを使い捨てることにしました。もちろん「汚れるまで」使うようにしています。苦手なことにかかる気持ちの負担は、こうして軽くしました。プラスチックを燃えるゴミとする居住区なら、それも許してと願うばかりです。

[工夫9]手入れが必要な掃除道具は持たない

古い布、靴下、スポンジ、歯ブラシなども使い切る(C)maki_organize

 掃除道具もモノなので、「長く丁寧に使う」ためには手入れ、管理の手間がかかります。管理する専用のスペースを持たない家では、代用して「使い切る」ほうが手間も少なく済みます。

[工夫10]カビ対策に「浮かせる」収納(水回りなど)

ステンレス製のラックはヌメリにくい(C)maki_organize

 もはや定番になった「浮かせる収納」です。モノを直置きするほど、汚れが溜まりやすくなります。とくに水回りでは、水切りも良くカビを防止する効果から、マグネット収納やフックを使った収納が定番になりました。

置き家具を少なくした筆者宅の例(C)maki_organize

 最近は、トイレまで床面に触れないデザインが揃います。テレビボードやドアまで「浮かせる商品」があるので、羨ましい限りです。モノをどかす手間がないのはもちろん、お掃除ロボットの動きも滑らかなので家事の負担も激減です。

※2020年12月21日初出の記事に、加筆や再編集を加えています。

伊藤まき(収納ライター)

収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。クリンネスト2級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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Instagram:@maki_organize

最終更新:2021/12/27 17:00
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