吉岡里帆主演作は「だいたいコケてる」!? 映画『ハケンアニメ!』主演で、演技力に疑問の声
女優の吉岡里帆が、来年5月公開の映画『ハケンアニメ!』で主演することが発表された。作家・辻村深月氏による同題小説(マガジンハウス)の実写映画で、11月25日には映画公式サイト上で特報映像も解禁。ネット上でも話題になっているが、同時に「今度こそ吉岡主演の代表作になるか」(芸能ライター)と注目されているようだ。
「アニメの頂点“覇権アニメ”をめぐって業界で繰り広げられる戦いを描いた『ハケンアニメ!』は、2019年に舞台化もしている人気作品。今回発表された映画版では、吉岡が新人アニメ監督・斎藤瞳を演じ、ライバルとなる伝説の監督・王子千晴役には中村倫也が起用されていて、そのほか柄本佑、尾野真千子の出演も明らかになっています」(同)
ネット上には、吉岡や中村のファンから喜びの声が上がっている一方、原作ファンからは「悪くないキャスティングだけど、映画にすることで物語の良さが半減しないか心配」「安っぽい感じになったら嫌だなぁ」といった懸念が寄せられている。また、一部ネットユーザーからは「吉岡って演技うまいイメージないのに、なんで主演できるんだろう」「ドラマとかだいたいコケてるイメージあるけど」という意見も噴出しているようだ。
「吉岡といえば、17年1月期の連続ドラマ『カルテット』(TBS系)で演じたミステリアスなレストラン店員・来杉有朱役で『第7回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』新人賞を受賞するなど、大きな注目を浴びました。しかし、その後主演した18年1月期の『きみが心に棲みついた』(同、以下『きみ棲み』)や同7月期の『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系、以下『ケンカツ』)では、ネット上で『演技が微妙』『吉岡は脇役で輝くタイプなんだね』といった指摘が続出。視聴率も『きみ棲み』が全話平均7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『ケンカツ』が5.8%という厳しい結果に終わっています」(同)
今年4月期には鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)でヒロイン・久遠あいこを演じていた吉岡。原作の同題漫画(講談社)ではあいこが主人公なのに対し、ドラマ版では鈴木演じる刈部清一郎が主人公となっていたものの、あいこメインで描かれるエピソードも多かったため、ドラマを視聴したネットユーザーからは「鈴木亮平の主演作だから見始めたのに、ほとんど吉岡里帆のドラマだった」「鈴木の無駄遣い」などと苦言が漏れ、視聴率も全話平均5.4%と大爆死している。
「ただ、19年9月に公開された吉岡の主演映画『見えない目撃者』は評価する声も多かった印象。興行収入は3億7,000万円と、そこまで伸びたわけではありませんが、同作で視力を失った主人公・浜中なつめを演じていた吉岡には、『盲目の演技、なかなか良かった』『シリアスな雰囲気の作品が吉岡に合ってるのかも』という感想が寄せられていました」(同)
そもそも、吉岡には“あざとい”イメージがついてしまっていて、同性を中心にネガティブな声が上がりがちだが……。
「出演中のCM『どん兵衛』(日清食品)では、“どんきつね”に扮しており、あざとさ全開のキャラクターはファンから好評のようですが、主演ドラマや映画のヒット作がない現状、『どんぎつねが代表作』と揶揄されることも少なくありません」(同)
『ハケンアニメ!』の特報映像を見る限り、吉岡が評価されやすいシリアス系の作品ではなさそうだが、「どんぎつね」に代わる新たな代表作を生み出すことはできるだろうか。